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2022年4月 4日 (月)

報道の正確性について

 スーパーの青果売り場にカット・フルーツの盛り合わせがある.リンゴ,イチゴ,メロン,ブドウ,キウイ,パイナップルなどを少しずつフード・パックに詰めてあって,割高ではあるが,色んな果物を楽しめるので便利だ.
 さてつい最近まで,この盛り合わせの中にプラスティック製のピックが二本ほど入っていたのだが,私は自宅でフォークを使って食べるから捨てていた.
 そのゴミでしかなかったピックがとうとう廃止された.「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」がこの四月から施行されたからである.
 売り場には,これからは果物の盛り合わせにピックを入れませんという断り書きのポップが貼られていた.
 あんなチープ感まるだしのものを,おいしそうな果物に突き刺す気にはなれなかったので,いいことだと思う.
 フォークを洗って使うのがめんどくさいと思う向きは,爪楊枝がよいと思う.爪楊枝は,ジャガイモとかサトイモが煮えたかを確かめるのにも使えるし,色々用途があるので,食卓の必需品だ.
 例えば,昭和期の著名なドイツ文学者で,かつて横綱審議界委員長を務めた高橋義孝氏は,飯粒に爪楊枝を刺して,わずかな醤油をつけて酒肴としたという.山口瞳がそのエピソードを書き記している.
 ちなみに,国産の爪楊枝は間伐材を使って製造するので,使い捨ててもあまり罪悪感のない点がいい.
 
 ところで先月 (3/22),茨城県水戸市のラーメン店で,ラーメンに爪楊枝をぶち撒けるという迷惑行為を働いた男のことが報道された.
 そのネットニュースを二つ紹介する. 
 
(1) ABEMA TIMES《ラーメンに爪楊枝“200本” 追加トッピング“一律禁止”の元凶になった男のさらなる暴挙に「理解できない」「不愉快」波紋広がる》[掲載日 2022年3月28日 16:11]
 
瀧江伸一社長はメニュー表を手に、黄色いマーカーで強調された一文を指さすと「トッピングの後からの注文はできませんというのが、当店の唯一のルール」と一言。ラーメンにつまようじ200本という暴挙に至った経緯について「店員が『お受けできません』お断りしたんです。そうしたら、逆上した」と話す。
 防犯カメラが映した当時の様子を確認すると22日昼頃、店内が混み合うランチタイムに50代ぐらいの男が入店し、350円のラーメンを注文した。しかし、出てきても一向にラーメンを食べようとせず、メニュー表を手に何やら思案している様子。およそ1分後に追加でトッピングの玉ねぎを注文。店員が断ると、爪楊枝をどんぶりにぶちまけた。さらにコショウのキャップを開けてすべて投入。唐辛子も…。この男は無言で店を去って行った。
 
(2) FNNプライムオンライン《ラーメンに「つまようじ」500本ぶちまけ…“逆ギレ常連客”のあきれた迷惑行為》[掲載日 2022年3月25日 19:30]
 
店のラーメンは、名古屋コーチンを使用したこだわりのスープが自慢の、安くておいしいと評判の味。
 男性客は500本のつまようじがまき散らされたラーメンに一切口をつけることなく、店を後にしたという。
 
 さてここで問題です.
 迷惑男がぶち撒けた爪楊枝は,二百本でしようか,それとも五百本でしょうか.w
 ちなみに,市販されている爪楊枝は,小さいポリ容器入りが約二百本入り,大きいポリ容器入りは五百本入りのようだ.
 映像を観た限りでは,丼にぶち撒かれた爪楊枝は五百本である.(1) は,店長の説明を取材者が聞き間違ったと思われる.
 
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


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