私もだけど,老人は脳が委縮する /工事中
筑波学院大の中村逸郎教授が,福岡市で開かれた講演会で,「プーチンはウクライナを焦土にする作戦だ」と述べた.(RKBオンライン《「ロシア軍の戦略に変化」 中村逸郎・筑波学院大教授が福岡で語る》[掲載日 2022年4月14日])
中村教授はテレビでも,数千万のウクライナの国民を西側諸国に追いやり,避難民受け入れをパンクさせて西側の分裂を狙っているとも述べている.
しかしそのような冷静な作戦をプーチンが考えているとの見解もあるだろうが,私には,プーチンは老人特有の妄想に陥っていると思われる.もはやプーチンにとって,ロシアの安全保障なんかはどうでもよくなっていて,ただもうウクライナが憎いという感情が暴発しているのだ.
読売新聞《プーチン氏は「自分の世界に入り込んでいる」…対面したオーストリア首相》[掲載日 2022年4月19日 08:04] から下に引用する.
《オーストリアのカール・ネハンマー首相は17日、米NBCニュースのインタビューで、今月11日に対面で会談したプーチン露大統領について、「彼は今や自分の世界に入り込んでいる」との認識を示した。欧州首脳から、プーチン氏を説得して、ウクライナ侵攻を停止させることの困難さを認める発言が相次いでいる。
ネハンマー氏は、2月24日の侵攻開始後、欧州首脳としては初めて対面でプーチン氏と会談。インタビューで、プーチン氏が「戦争に勝っていると考えている」との見方を示した。ロシアは短期間での首都キーウ(キエフ)陥落に失敗し、侵攻作戦の見直しを余儀なくされている。一方で「彼はウクライナで何が起きているか、全て把握していると思う」とも感じたという。》
プーチンは《ウクライナで何が起きているか、全て把握している》が,しかし《戦争に勝っていると考えている》とネハンマー首相は証言している.
ということは,プーチンの頭の思考回路は既に壊れているのである.
海外からの報道の一部は「閣僚や官僚がプーチンの怒りを恐れて,都合の悪い情報をプーチンに伝えていない」としている.
しかしネハンマー首相によれば,プーチンは侵攻が当初の目論見 (現ウクライナ政府を倒して傀儡政権を樹立し,属国化する,さらには傀儡政権の要請によりロシアに併合する;ただしこれは西側メディアの推定) 通りに進んでいないのは承知している.
しかしそれでもプーチンが《戦争に勝っていると考えている》とすれば,そもそも最初に西側メディアが想定した「プーチンの戦争」の目的が違っていたのではないか.あるいは戦争目的を変えたのではないか.
プーチンという悪魔を世に送り出したのはエリツィンだ.
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