頭が救急車
陋屋の玄関ドアの錠前にトラブルが発生し,業者に来てもらった.
「カギの○○○ ○○店」というありがちな社名で,一つの会社でもチェーン店でもないが,経営的には独立した業者が統一した店名を名乗っているらしい.水漏れ修理業者にも同じような形態の会社がある.
さて,やってきたのはたぶん私とどっこいどっこいの高齢者で,一人で零細な店をやっているのかも知れない.
それはいいのだが,この爺が顎マスクなんである.
正確に言うと,会話をしていない時は鼻出しマスクであるが,私と会話する時はマスクを下げて顎マスクにし,飛沫を飛ばしてしゃべる.
そしてしゃべり終えると,マスクを指でつまみ上げて鼻出しマスクにする.
逆だよ.なんのためにマスクをするのか全く理解していないのだ.
そこで私が「マスクをしてしゃべってください」と言うと,次のように語った.
「いやー,このあいだも別のお宅で仕事したときも,マスクをしてくれって言われて,マスクをしたらメガネを置き忘れて帰ってきちゃって,クルマを運転してて何だか目が見えねーなーってホントに困りましたよ.遂に来ちゃったかなーって,あははは」
遂に来ちゃってるよ.
マスクをするとメガネを外して置き忘れてしまうという因果関係が私にはわからぬ.この爺さんが何を言ってるのか,理解できる人はいるのだろうか.それに,よくまあ交通事故を起こさなかったものだ.
もし湘南にお住いの諸兄のお宅でカギのトラブルがあった場合は,この業者を呼ばぬことを強くお勧めする.
このトホホな爺さんの店は藤沢市の藤沢橋交差点の近くにある.
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