« 風が吹き渡る風景 | トップページ | 本田圭佑の下手な世渡り »

2022年3月 3日 (木)

嘘吐き対談 [初稿に追記した]

 日刊ゲンダイDIGITAL《日本の核武装に言及する安倍元首相と橋下徹氏 フジテレビ対談の恐ろしさ(ラサール石井)》[掲載日 2022年3月3日 06:30] から下に引用する.(連載コラム「ラサール石井の東憤西笑」, #94)
 
そんな中、プーチン氏が核をチラつかせたタイミングと前後して、フジテレビの番組で安倍元総理と橋下徹氏の対談があり、安倍氏の口から「核シェアリング」という言葉を聞いて倒れそうになった。カーシェアリングのように軽やかな響きで恐ろしい会話がなされていた。橋下氏に至っては「核武装について次の参院選の争点にするべきだ」と耳を疑うことを言う。
こんなの対談でもなんでもない。一つの主張を2人のセリフに書き分けて台本通りにしゃべっているだけ、たちの悪い2人芝居だ。
そして安倍氏が言えば問題になるような過激な発言は橋下氏に言わせる。要するにこれが維新の役割なのだ。日曜の朝に悪魔の会話を聞かされた。
 
 日々この社会で起きていることに関心ある人々の多くは,現代日本の良心的文化人の一人,ラサール石井氏を知っているだろう.
 日本の政治家の中で最もプーチンと仲が良いことを自慢してきた嘘吐き政治家の安倍晋三と,今の日本を代表するデマゴーグである橋下徹の対談を企画したのがフジテレビであることは感慨深い.
 周知のようにフジテレビは,あたかも沈没寸前の船からネズミが逃げ出すようにして,社員たちが競って逃げ出している.
 沈みゆく船の中で,プーチンの親友を公言してきた安倍と,ウクライナに義勇兵として参加すると私戦予備罪および陰謀罪に問われる可能性がある (*註) のにそれに触れず (実は知らなかったと思われる) に義勇兵参加を呼び掛けた三流弁護士の橋下が対談している.まことに沈没船に相応しいボロボロな乗組員である.
 
(*註)
 田上嘉一弁護士/陸上自衛隊三等陸佐 (予備) が《ウクライナ義勇軍に参加した場合、私戦予備・陰謀罪となるのか》で次のように解説している.
戦争反対の声を上げることは無意味であり、ウクライナを支持するのであればウクライナの義勇兵に参加するべきだというようなことをいっている人もいましたが、そもそも刑法に触れるおそれのある行為でありますし、仮にそうでなくても他人に指示されて行うようなものではありません。
 戦争反対の声を上げることには大きな意味があります。ひとりひとりの声が集まることで大きな力となります。我々に今できることが何なのかよく考え、一国も早く戦闘が集結し平和が戻ってくるよう、それぞれの立場でできることに取り組みたいと思います。》([当ブログ筆者による説明] 引用文中の文字を着色強調した箇所は,橋下徹を指している)
 
[追記]
 デマゴーグというのは,自分一人で固めた嘘の世界で生きているから,他人の考えを理解しない.理解できない.
 自分一人しかいない世界で自分を神様のように考えているから,自分がごく基本的な知識に欠けていても気が付かない.
 ここで基本的な知識とは,ウクライナという国の運命を決めるのはウクライナの人々であるということ.
 なぜなら,遠く離れた国にいる日本人は知らないウクライナの歴史と風土があるからだ.
 それを知らずにロシアのウクライナ侵攻についてあれこれ上から言うのは如何なものかと,つい最近橋下はカズレーザーにたしなめられたばかりなのに,今度は谷原章介にたしなめられた.(下記)
 中日スポーツ《橋下徹さんがウクライナ出身学者と生放送で口論…”国外退去”発言が物議「じゃあ一体誰が国を護る」「よくこんな的外れなこと言えるな」》[掲載日 2022年3月3日 11:45] から引用する.
見かねたMCの谷原章介が「橋下さん、やっぱりこれはウクライナの人にしか分からない歴史的な背景みたいなものがあるのかも」と間に入って激論を中断させた。
 ネット上ではこのやりとりが物議に。「じゃあ一体誰が国を護る」「プーチンが死んでも思想を継いだ次の指導者が出たら同じ」「生き残っても国が無くなったら意味ないと思ってるから皆必死になってる」「ウクライナ出身の人に対してよくこんな的外れなこと言えるな」など手厳しい意見が散見された。》(引用文中の文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 橋下は前日 (2/2) の午後にTBS系《ゴゴスマ》でも元外交官のキヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏に対して同様の主張を行い,宮家氏に「その時点は過ぎている」と否定された.「もしかしたら自分は間違っているのかも知れない」という思考はこの橋下にはない.誰に否定されても,何度否定されても,自分の意見が通るまで言い続けるのだろう.もはや聞き分けのない子供だ.






|

« 風が吹き渡る風景 | トップページ | 本田圭佑の下手な世渡り »

新・雑事雑感」カテゴリの記事