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2022年3月13日 (日)

高齢社会のペット

 日本は高齢社会になった.
 日本の政府統計は悪質な改竄がいくつも発覚しており国際的に信用を失っているのだが,もし総務省統計局のデータに改竄がないとすれば,以下の記載がある.
 
65歳以上男性の8人に1人、65歳以上女性の5人に1人が一人暮らし
 65歳以上人口のうち、単独世帯(一人暮らし)の人口は平成22年の479万1千人から562万6千人(65歳以上人口に占める割合は16.4%から16.8%)まで増加し、高齢者の一人暮らしが増えていることが分かります。
 男女別にみると、男性が179万7千人、女性が383万人で、女性が男性の2倍以上となっています。また、65歳以上人口に占める割合は、男性が12.5%、女性が20.1%となっており、65歳以上の男性の8人に1人、65歳以上の女性の5人に1人が一人暮らしとなっています。
 
 ペットの存在が高齢者のQOLを改善することはよく知られている.
 しかし実際には,イヌやネコと触れ合える高齢者はあまりいない.
 ネックは,保護イヌや保護ネコは高齢者に譲渡されないことだ.理由はペットより先に飼い主が死ぬからである.
 私は思うのだが,この状態を行政的システム的に改善できないものだろうか.
 一つのアイデアだが,公益財団法人を設立し,現在はNPOが行っている保護イヌ・ネコの譲渡事業のうち,高齢者への譲渡を担わせるのである.
 保護イヌ・ネコの飼育を希望する高齢者は,適切な金額の費用を当該財団に寄付し,譲渡を受ける.
 譲渡条件はNPOと同様な厳しいものとするが,飼い主の年齢条件は緩和することとする.
 もし飼い主が死んだら,ペットは財団に返還されることにする.
 そして次の飼い主に再譲渡されるようにする.
 当該財団は国の厳しい公益性監査が行われ,利益追求ビジネスのレベルではないことを確保する.
 こうすれば,とりわけ野良ネコを家ネコ化する途が開けると思う.
 このような財団を設立してくれるNPO,あるいは業界団体はないものか.そんなことを夢想している.
 
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ウクライナに自由と光あれ
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(国旗画像は著作権者来夢来人さんの御好意により
ウクライナ国旗のフリー素材から拝借した)


 

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