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2022年2月28日 (月)

盤外作戦

 文春オンライン《マスクをしなければ負け…将棋新ルールに反マスク派棋士の言い分「強制されるのは心外」》[掲載日 2022年2月28日 11:10] におもしろいことが書かれていた.以下に引用する.
 
一方、マスクをつけず、反マスク派の代表的存在と目される棋士がいる。日浦市郎八段(55)。かつて羽生善治九段に強かったことから“マングース”の異名を取ったベテランだ。
 日浦八段は小誌に対し、
「コロナについてはかなり勉強した。私はマスクは感染予防に効果がないと考えている。だからマスクをつけないんです」
 そう語った上で、不満を表明する。
「そもそもマスクを着ける、着けないは国民にとって任意のはず。強制されるのは心外。新ルールが決まった後でマスクをして二局対局し、負けました。言い訳をするつもりはありませんがマスクを強制された影響はゼロではないと思います」
 
 マスク着用の意義は「自覚症状のない感染者が他人を感染させること」を防止することにある.だから《私はマスクは感染予防に効果がないと考えている。だからマスクをつけないんです》なんて言ってるようじゃ,勉強が足りない.
 日浦八段は,対局時にマスク着用が義務付けられてから二局対局していずれも負けたという.
 ということは,このコロナ禍が始まって以来「対局マナーを守ってちゃんとマスクをした棋士を相手に,自分はマスクを着用しない」ことで勝率をあげたことになる.そんな盤外作戦で勝ってうれしいか.w
 ちなみに日浦八段はC級1組の棋士.今年度成績は13勝13敗だが,対局相手と対等に,マスク着用という条件の下で戦えば,もっと負けが込んだはずだ.
 昔,高名な棋士が,敗因を新聞記者に問われて「私が弱かったからです」と答えた.将棋でも囲碁でも,強い人はみな謙虚である.日浦八段がC級なのは弱いからである.マスクは無関係だ.

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