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2022年2月12日 (土)

○○パン

 この正月に独身息子と娘夫婦が陋屋にやってきた.昨年の正月はちょうどコロナ感染拡大の最中だったから,家族の顔合わせはオンラインでやった.しかし今年は流行の谷間だったから,久しぶりの年始挨拶となった.
 その際,年末に聘珍楼の冷凍点心を取り寄せて,これとワインで歓待したのであるが,おいしいと喜んでもらえた.
 残った点心のうちの一つで,春巻きのような形の餃子があったので,今日の昼飯にこれをフライパンで焼いて食べようとした.
 ところが大失敗だった.パッケージに書かれている「作り方」の通りに多めの油を引いたのだが,すべてフライパンにこびりついてしまったのである.
 無理矢理に剥がし,ボロボロになった餃子の中身をおいしく頂きましたとさ.
 
 で,ダメになったフライパン (型番「ティファール Φ26cm ロイヤルブルー・インテンス フライパン」) は,最近ではまともに卵が焼けなくなっていた.そろそろ新調せねば.
 何がいいだろうか.昨年のテレビ朝日《家事ヤロウ》で和田明日香さん (さんづけがよい) が「宣伝するわけじゃないですけど」と言いつつ,姑の平野レミ (呼び捨てでよい) がプロデュースした「レミパン」がどんなによいフライパンかを力説宣伝したのを思い出した.
 公共の電波を使ってあからさまに姑平野レミに利益誘導したわけだが,明日香さんは美人だから放送倫理上の問題は特にない.ヾ(--;)オイ
 それはともかく,アマゾンでレミパンを探し,あんまりな価格を見てぶっ魂消た.型番「レミパン プラス ホワイト 24cm」のアマゾン・プライス価格を聞いて驚け,一万三千八百円だ.
 購入者レビューを見ると「前から憧れだったレミパン」とか「料理上手になった気がする」などと書かれている.
 鍋などの調理器具の機能には,耐久性だとか食材剥離性だとかの他に「料理上手になった気がする」カテゴリがあり,ル・クルーゼ,ストウブ,バーミキュラが御三家である.このカテゴリにレミパンは属していると言われている.誰が言っているかというと私だ.
 わたしたちは料理上手になりたいんじゃない!料理上手になった気がすればいいの!
 それが偽らざる消費者の声だ.
 しかし,である.レミパンを実際に製造している和平フレイズの自社ブランドのフライパンなら,レミパン一つで三個も買えるのだ.三個も要らぬが.
 女性たちのブランド調理器具への憧れは理解できるが,それにしても「レミ」のブランド価値がいかに高価であるか,唖然とするしかない.
 それに,私に言わせれば,そもそもレミパンという名称はよくない.誰だってレミパンと聞けば,はみパンを連想するだろう.いやこれは,はみパンを消費者が連想することを見越した上でのネーミングであり,その底に平野レミの高笑いが透けて見えるようだ.あざとく下品な製品名だと呆れるしかない.ヾ(--;)コラ
 
 レミパンのことはさておき,食器は一生ものだが,樹脂コーティングのフライパンは一年か二年で買い買い換える消耗品だと割り切ったほうがよくはないか.
 だとすれば,せいぜい三千円クラスの製品でいいと私は思う.
 というわけで,型番「サーモス プラズマ超硬質コート フライパン Φ26cm ミッドナイトブルー」を注文した.中国製だけどね.
 レミパンとの差額一万円でトースターを更新しようかと思う.
 

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