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2021年11月16日 (火)

脱力刑事ドラマ

 私は最近,テレビ朝日《科捜研の女》にハマっているので,もしかするとこれもおもしろいかと思って,同テレビ《警視庁捜査一課長 2020 第1話 (初回2時間スペシャル)》の再放送 (2021年11月15日) を観た.
 
 まことにすばらしい疾走感のドラマであった.
 どういうストーリーかというと,所轄署 (新宿中央署) に任官配属されたばかりの新人女性刑事が,何の伏線もなく唐突に新データ新証拠を次々に視聴者に見せて,あれよあれよという間に犯行関係者を追い詰めていくのである.どんな矛盾も気にしない話の展開の速さが驚異的だ.
 それでは完全に伏線なしに話が進められるかというとそうでもなく,回収されずにほったらかしの似非「伏線」があるから驚く.
 そして最後に,殺人事件関係者がどういうわけか,公園みたいな場所に集められ,真犯人が明らかにされる.
 これは,もはやお笑いネタと化した「意味もなく岬の突端で真犯人が明らかにされる」という二時間サスペンスの王道ドラマである.
 刑事が船越英一郎でなく内藤武志という点が異なるだけだ.
 お笑い刑事ドラマとして,これは刑事ドラマ常連俳優たちの新境地を切り拓いたものだろう.
 ネットの評判を読むと,コメディーとして好きだと言うファンが多いようだが,ほったらかしのまま未回収の「伏線」だけはなんとかしてくれ.
 

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