ロックを,量産型商業歌謡と一緒にしてほしくない
フジテレビ《ワイドナショー》(11/7放送) に泉谷しげるが出演した.
泉谷は,私よりも義務教育の学年が一つ上で,いわゆる団塊世代の代表的ミュージシャンだ.
この日の《ワイドナショー》では,泉谷がプロデュースしてきた阿蘇ロックフェスティバルの映像を紹介したが,コメンテーターの松本人志はコメントにお笑いを入れなかった.松本の泉谷に対するリスペクトがよくうかがえた.
それはいいのだが,番組中で,テロップでも出演者の発言でも泉谷について「芸歴五十年」と述べたのが,いささか気になった.
演歌歌手の歌唱を「芸」と呼ぶことに,私は違和感を持たない.
だがしかし,フォークソングやロックは「芸」なんだろうか.泉谷しげるは俳優でありテレビタレントであるから芸能人の面も持っているが,彼の経歴を演歌歌手と同じ枠にくくって欲しくないという気がする.
| 固定リンク
「新・雑事雑感」カテゴリの記事
- 色々なハンター (5/23訂正あり)(2022.05.23)
- 老人はあちこちが痛い(2022.05.21)
- 弁護士の論理(2022.05.22)
- ドロボー女(2022.05.20)
- 神様がいたずらをするはずが(2022.05.20)
最近のコメント