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2021年10月27日 (水)

無教養散歩

 テレビをオンにしたら,テレビ東京の情報番組《なないろ日和!》をやっていた.(10/27)
 ちょうどタレントの渡辺早織さんと「散歩の達人」編集長の武田憲人という男が,浅草の泥鰌料理店「どぜう飯田屋」で柳川鍋などを食べている場面の録画で,さすがに老舗の料理は実にうまそうであった.
 スタジオでの放送で司会の薬丸さんが武田に「あれ,なんで『どぜう』と書くんですか?」と質問したら,武田は「江戸っ子の粋というか,格好つけですね」と答えた.
 こういう時には「馬鹿じゃないか」と書くのが当たり障りがないのであるが,武田という男は正真正銘の馬鹿である.
 泥鰌の読みを歴史的仮名遣いで表すと「どぢやう」または「どじやう」であるが,四文字では暖簾に収まりが悪い (暖簾は三枚,五枚,七枚の布を縫いつなげる) ので,発音が近い「どぜう」を三枚暖簾に染めたとするのが通説である.あるいは四文字は縁起が悪いとする説もあるが,いずれにせよちゃんと理由があるのであり,格好つけなんぞではないのだ.
 ちなみに「どぜう」と書き表した (そう書いて「どじょう」と読む) のは,浅草の最も古い泥鰌鍋屋である「駒形どぜう」で,享和元年 (1801年頃) のことと伝えられている.
 ともあれ武田は,「散歩の達人」編集長ならば東京の一般常識を勉強してからテレビに出るがよい.

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