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2021年9月20日 (月)

撮り鉄共産党員の違法行為

 読売新聞《「撮り鉄」共産・山添拓議員、線路立ち入り「道と勘違い」…書類送検》[掲載日 2021年9月18日 22:06] から引用する.
 
鉄道写真の撮影目的で秩父鉄道(本社・埼玉県熊谷市)の敷地に無断で立ち入ったとして、埼玉県警が今月中旬、共産党の山添拓参院議員(36)を鉄道営業法違反(鉄道地内立ち入り)容疑で書類送検していたことが、関係者への取材で分かった。
山添氏は18日、読売新聞の電話取材に応じ》 
「通行可能な道だと勘違いをしていた」と説明。「その場所は近所の人たちに踏み固められた形跡があって、道になっていた」ためだという。「電車が通っていない時に渡ったが、横断禁止だということがわかれば渡らなかった」とも述べた。
 
 踏切のない場所での線路の横断は鉄道営業法で禁止されている歴とした違法行為である.
だが,違法を承知で住民が線路横断する例が全国にあり,これを「勝手道路」と呼ぶ行政用語まである.(国土交通省によると勝手踏切は全国に約一万七千ヶ所以上あるという)
 鉄道線路への侵入は,法律違反というだけでなく,痛ましい人身事故も後を絶たない.
 それと,人身事故の他に,というか事故以上の頻度で報道されるのは,いわゆる「撮り鉄」が線路に侵入して起こす電車の運行妨害である.
 撮影に好適な場所から線路を望む途中に樹木などがあると,無断で伐採あるいは除去する.これは2013年に「しなの鉄道」沿線に植えられていた桜が伐採されるという事件が有名だ.
 しなの鉄道の社員がこれをSNSに投稿して報告したところ,「証拠はあるのか」という撮り鉄どもから中傷が殺到し,遂にしなの鉄道が謝罪に追い込まれた.被害者が謝罪させられたのである.この事件により,撮り鉄は一種の反社会集団であることが国民のコンセンサスとなった.
 撮り鉄は現代日本のタブーであるから,これを取り上げるメディアは,記事の末尾に必ず反社会的な撮り鉄は一部の者に過ぎないと断り書きを付けて,彼らを敵にまわすことのないように心配りせねばならなくなった.(下記はその例)
 
他の多くの趣味人と同様に、困った人物は一握り。鉄道ファンのほとんどは、その存在に迷惑している良人である》(出典)
最後に、鉄オタのほとんどはルールをきちんと守る優良な人々であることも付け加えておきます!》(出典)
 
 だがしかし本当にそうか.撮り鉄が《ほとんどはルールを守る優良な人々》であると,誰が調べたのか.エビデンスがあるなら示してみよ.
 本当は《ルールを守る優良な人々》は撮り鉄のごく一部に過ぎないのではないか.
 それが証拠に,撮り鉄の善行が報道された例を私は知らない.
 これは,鉄道写真を撮るという行為の中に,善人を悪行に向かわせる何かがあるからだろう.
「気に入った鉄道写真」を撮るためなら,植物を踏み荒らし,桜を伐り,線路に立ち入ってもいいよね,と勝手に考えてしまう人間を作るのが鉄道趣味なのだ.
 
 さて,善良な市民から嫌われている撮り鉄の中に共産党員がいることに,私はまず驚く.
 しかも参議院議員で,弁護士である.
 のみならず自分が反社会的な撮り鉄であることを,恥もせず,堂々とサイト上で公言している.
 そして撮り鉄お約束の違法行為だ.
 山添議員は弁護士であるから,鉄道線路に立ち入ることが鉄道営業法違反であることを知っていたはずである.
 しかるに同議員はメディアの取材に対してしらばくれた.
 違法行為であると重々承知で行った行為なのに《横断禁止だということがわかれば渡らなかった》と取材に答えたのである.
 まるで,違法行為の現場に「横断禁止」と立て看板なりで警告表示することを怠った秩父鉄道に責任があると言わんばかりである.
 泥棒にも三分の理というが,悪徳弁護士には一部の理もないと私は思う.
 
 私がこの記事をアップする時点で調べたが,日本共産党の公式サイトには,党員議員が送検されたことに対する謝罪の掲載はない.
 
20210920a
 
 そして重要なことだが,山添議員は鉄道営業法違反で送検されるべきところ,なぜか軽犯罪法違反で送検された.
 忖度とはこれだ.
 

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