お気楽団体職員
日テレNEWS24《絶対やめて!自宅療養で酸素吸入中の注意》[掲載日 2021/09/09 18:17] を見て呆れた.
私は元喫煙者である.その経験に基づいて以下に説明する.
喫煙者が普通の風邪をひいたとする.
その状態で煙草に火をつけて,口にくわえて一服の煙を吸い込むと,とたんに猛烈にせき込む.
煙が気管に入ったか入らないくらいの瞬間に,ゲホゲホゲホとせき込む.
非常に苦しい.
何度かこれを繰り返して,風邪のときに喫煙は不可能だと,普通の人間は喫煙を諦める.
風邪をひいたら,どんなに煙草を吸いたくても,むせてしまうので喫煙はできない.これは喫煙者の誰でも知っている事実だ.
ましてや,肺炎を起こして酸素吸入している患者が,喫煙をするわけがない.いくら喫煙したくてもできない.
呼吸困難の状態で喫煙は不可能である.
しかるに日本産業・医療ガス協会という団体は「酸素吸入中に喫煙すると火災が起きるから危険だ」という馬鹿げた実験を行って,得々と発表した.
暇なのか.
公式サイトに何も書くことがなくて,会員企業に「コロナ禍に関して何にも活動してないじゃないか」とクレームをつけられて困った職員が《タバコによって鼻カニューラが燃焼した場合を見ていただき、「喫煙の怖さ」を知っていただきます》という項目をデッチあげたのだろう.
こういうテキトーな仕事をして給料をもらっている団体職員に私もなりたかった.
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