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2021年8月23日 (月)

大嘘吐きの二人が落選してよかったよかった

 昨日,即日開票された横浜市長選は,立憲民主党,共産党,社民党が推薦する元横浜市立大学教授の山中竹春氏が,大暗愚宰相菅義偉の推す前国家公安委員長の小此木八郎氏を破った.事前予想通りの山中氏の圧勝,小此木氏の惨敗だった.現職の林文子氏は,他の論外泡沫候補 (田中康夫氏,松沢成文氏) と同程度の得票しか得られなかった.
 
菅義偉首相の側近で、閣僚を辞して横浜市長選にのぞみ、圧勝と思われていた小此木氏。午後8時に投票が締め切られるとすぐ、山中氏に当確が出る衝撃の幕切れとなった。
「横浜市長選の大敗でもう菅政権はだめなんじゃないか、というムードが一気に強まりました。菅首相や政権幹部のイライラはピークに達し、周囲もピリピリして官邸の空気は澱んでいます。いまだに菅首相はなぜ、小此木氏で勝てなかったのか、自分が動いたのになぜだ、と敗因を理解できずにいます。首をかしげていました」(官邸関係者)
 菅首相は小此木氏の父親で建設大臣などを歴任した彦三郎氏の秘書を経て、横浜市議、衆院議員となり、神奈川2区(横浜市内)が地盤だ。小此木家は八郎氏の祖父の時代から横浜を地盤に衆院議員を世襲してきた名門なだけに大敗の打撃は計り知れない。前出の自民党幹部も動揺を隠せず、こう言う。
「小此木氏が出馬表明した時は、誰もが圧勝と思っていた。それがこのザマです。…」
 
 林文子氏は,「原稿読み間違い」「原稿読み飛ばし」「式典で勝手に着席」「式典なのにトイレに行って遅刻」「記者会見で意識朦朧として『感染拡大を最優先する』と発言」した超大暗愚宰相菅義偉の子飼いであった.
 今となってはお笑いだが,林氏は,横浜市を地盤とする菅義偉のポチとなることで,東京都知事の座を夢見ていたようだ.
 だから菅の言う通り,横浜に賭博場を誘致することに血道をあげた.
 市民が何と言おうと,恥も外聞もなく邁進した.
 多くの横浜市民と有力経済人が賭博場誘致に反対し,前回の市長選で落選の可能性が高くなったとき,林氏と菅義偉はとんでもない選挙戦術をひねり出した.
 選挙前には賭博場誘致を「白紙に戻す」と公言ておきながら,当選後には「白紙に戻すことと,白紙撤回は異なる」として再び賭博場誘致推進を表明したのである.
 この「白紙に戻すとは言ったが,白紙撤回とは言っていない」という子供騙しの屁理屈に,横浜市民は唖然とした.
 これで一気に林市長は市民の支持を失った.
 だが市民の支持を失って次期再選の目がなくなっても,早急に賭博場誘致に道筋をつけてしまえば,

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