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2021年7月31日 (土)

正しい日本語でハキハキと言って欲しい

 日テレNEWS24《菅首相「今回が最後となる覚悟で対策を」》[掲載日 2021年7日30 22:49] から首相演説の一部を引用する.
 
「若い世代での感染が急拡大をいたしていることであります。このまま感染者の増加が止まらなければ重症者数もさらに増加し、病床がひっ迫する恐れがあります」「今回の宣言が最後となるような覚悟で、政府あげて全力で対策を講じてまいります
 菅首相は感染が急拡大している若い世代に対し、「デルタ株の出現で若い世代の人でも重症化リスクが高まっていて、感染後の重い後遺症に苦しんでいる人がいる」と述べ、警戒を呼びかけました。
 また、ワクチン接種について今後、重症者が増加傾向にある40代50代と若い世代に注力すると強調しました。
 その上で、8月下旬には全国民の4割で2回の接種を終えるという新たな目標を掲げました。緊急事態宣言の出口戦略については、「社会経済活動の制限の緩和に向けた道筋を示す」と述べました。

 大暗愚宰相菅義偉は,国会審議で国民の眼に明らかになってしまったが,日本語が不自由である.
 側近が作成した演説メモは正しいのに勝手に読み換えてしまっているのか,あるいは側近の書いた幼稚な文章をそのまま読んでしまったのか文明でないが,《今回の宣言が最後となるような覚悟で、政府あげて全力で対策を講じてまいります》は情けない.
 それを言うなら「今回の宣言を最後とする覚悟で」だ.
 強い決意で対策を実行するなら,「最後となる」では意味をなさない.正しくは「最後とする」である.
 
 超大暗愚宰相菅義偉の日本語能力の低さは,作文のみならず,他者の発言を聞き取る力も低いことにあからさまである.
 例えば,デイリー《菅首相の答弁、かみ合っていないと「ごはん論法」の教授が指摘、江川紹子氏の質問に》に次の記事が載っている.
 
政治家や官僚のはぐらかし答弁を「ごはん論法」と表現した上西充子法政大学教授が30日、ツイッターで、緊急事態宣言の追加発令に伴う菅義偉首相の記者会見においてジャーナリスト江川紹子氏の質問に対する菅首相の答弁がかみ合っていないと指摘した。
 
 上西充子法政大学教授は,江川紹子氏の質問を菅首相がはぐらかしたと解釈しているが,それは違うと私は思う.
 菅首相は,江川氏が何を質問しているのか全く理解できていないのだ.
 菅首相は,国会答弁において事前に官僚が作成したメモを読むことくらいはできるが,記者会見の場で,自分の耳で聞いて質問を理解して答えを日本語にする能力がないのである.
 従って,相手が江川氏でなくても,いつも頓珍漢な答えしかできない.(最近はロレツもあやしくなっている)
 
 首相は,質問とは無関係に定型句を言うことはできるから,今は何でもかんでも「ワクチン」である.
 冒頭に紹介した日テレのニュースは,首相が《8月下旬には全国民の4割で2回の接種を終えるという新たな目標を掲げました》と述べたが,この日,ワクチン担当の河野大臣は,モデルナのワクチンに供給不安が生じていることをメディアに伝えたばかりである.
 政府内で全く整合性が取れていないが,これはたぶん,河野大臣が何を報告しても首相は聞いていないからである.
 
 テレビ朝日《激論!2021年夏 コロナ・東京五輪》(2021年7月31日放送) で,自民党の国光あやの議員が菅首相の能力を大絶賛した.
 これに田原総一朗が噛みついて,菅は無能なのではないかとツッ込んだが,国光議員はヨイショしてやまなかった.
 人の言うことを理解できない裸の王様はこのように安泰なのだと,国民は深夜に絶望感を覚えたのである.

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