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2021年6月26日 (土)

結局ロキソニンでいいじゃん

 毎日新聞《ワクチン接種後の発熱で服用できる解熱鎮痛剤を公表 厚労省》[掲載日 2021年6月25日 19:54] を読んで「アレ?」と思った.
 
厚生労働省は、新型コロナウイルスワクチンの接種後に発熱や痛みなどが出た場合に服用できる解熱鎮痛剤の成分を公表した。アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬のイブプロフェンのほか、ロキソプロフェンなど市販の解熱鎮痛薬も含まれている。
 厚労省はこれまで成分を具体的に示していなかったが、アセトアミノフェンを成分とする市販薬が薬局などで品薄になっており、他の市販薬でも服用できることをホームページを通じて明示した。同省の担当者は「インフルエンザワクチンと比べて接種後に熱や痛みが強く出ることもあり、焦らずに市販薬で対応してほしい。在庫は十分にある」と呼びかけている。
 
 現在,薬局等の店頭でアセトアミノフェン系解熱剤が見当たらなくなっているのは「新型コロナウイルス感染症ワクチンの副反応で発熱した場合,イブプロフェンやロキソプロフェンは副作用のおそれがあるので,アセトアミノフェン系が推奨される」という情報が,ワクチン接種開始後に広く浸透していたからである.そのため,接種を受けた高齢者たちがアセトアミノフェン系解熱剤を買いに走ったのである.
 
 私の記憶では,この情報の発信源は他ならぬ厚労省だったような気がするのだが,今はどう探してもその情報は厚労省のサイト内にない.
 どこに書かれてあったのだろう.不思議だ.
 情報源を記録しておけばよかったと思うがこれは後の祭り.
 私だけではなく,山中伸弥先生も《山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信》の中の《ワクチン接種による発熱時の解熱鎮痛剤》で,
 
ワクチン接種後、特に2回目接種後は、多くの人に発熱、頭痛、倦怠感などの全身性副反応が起こります。これはワクチンに対する免疫反応のひとつで、数日で軽快します。ワクチンの効果が低下するのではと、解熱鎮痛剤の使用に不安を持つ人がいるようです。アスピリン、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)ではなく、抗炎症作用の少ないアセトアミノフェン(カロナールやタイレノール)を服用した方が良いという考えもあるようです。
 妊娠時においては発熱や頭痛等の副反応に対して、アセトアミノフェンが推奨されています。
 妊娠時以外の場合はどうでしょうか?
 厚生労働省はワクチン接種の副反応に対して解熱鎮痛剤は使用して良いとしています。》(文字の着色による強調と下線を付したのは当ブログの筆者である)
 
と書いていらっしゃるのだが,残念ながら,ワクチン接種後にはアセトアミノフェン系が推奨されるという情報の発信源には言及していない.
 不思議ではあるが,ほとんど家庭常備薬に近いロキソニンが使えるというのは朗報であるから詮索はやめて,よしとしよう.

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