ワクチン二回目接種
昨日,新型コロナウイルス感染症ワクチンの二回目の接種を受けた.
午前十時に接種してもらって,夕方の四時から左上腕の疼痛が始まった.
かかりつけ医師には「副反応は二回目の接種のほうが強い」と言われたのだが,痛みは我慢できぬほどではない.熱もない.大丈夫のようだ.
接種の時に医師に「ワクチンを打ったあと,抗体ができているか調べる抗体検査はこのクリニックでできますか?」と訊ねた.
すると医師は「IgGは検査できますけど,私も看護師もIgG検査はやっていません」と答えた.
続けて「もし抗体ができていなかったとしても,じゃあ何か打つ手があるかというと,ないんですよね」と言った.
一部の医療機関での成績によれば,その期間の医療従事者を対象として,二回目の接種を終えて一ヶ月後に中和抗体が平均で40%程度まで減少したという.
(抗体についての解説《【ワクチン接種前後】スパイクタンパク抗体(中和抗体)検査》)
能天気な河野大臣は「一年はもつ」と根拠のない発言をして世間に無知の恥を晒したが,今のところファイザー社製mRNAワクチンの有効期間は半年くらいと考えられている.
しかし人によってはワクチンで抗体ができない人もいるらしく,それで一ヶ月後に抗体が「平均40%」にまで減ってしまうということのようだ.
「なるほど,確かにそうですね」と私は言った.
医師は「ワクチンを接種すれば,できるだけのことはしたという安心材料にはなりますが,抗体ができないこともあることを考えると,手洗いとかマスクとかの基本的な感染対策を続けることのほうが大切です」とも言った.
抗体検査は高額である.コスパは非常に悪いと考えたほうがよい.
最近,街中をマスクなしで闊歩している高齢者を見かけるようになった.
ワクチンを打ったので安心しきっているのだろう.もうすぐこういう連中が,スーパーにマスク無しで入店して買い物をしたり,真昼間からカラオケに狂ったりするのかと思うと気が重い.
爺婆のカラオケクラスターは自業自得で,現代の木口小平たちはマイクを握ったまま名誉の戦死だ.
カラオケジジイ ハ テキ ノ ウイルス ニ アタリマシタ ガ シンデモ マイク ヲ クチ カラ ハナシマセンデシタ
しかしワクチンで無敵モードになった迷惑系爺たちは,スーパーの店員さんたちにマスクを外せと食って掛かり,トラブルとなることが予想される.スーパーは対策を考えていたほうがいいと思う.
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