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2021年5月19日 (水)

プラチナ・ワクチン

 政府は,地方自治体が独自にワクチン接種の大規模会場を設置する動きがあると発表した.
 この政府発表の前に,既に兵庫県知事が大規模会場を設置する発表していた.
 横浜市も一週間前に,大規模会場を設置すると林市長が述べていた.
 これについては《NHK NEWS WEB横浜市 高齢者ワクチン接種に 6月初めにも大規模会場を設置へ》[掲載日 2021年5月12日 18:16] に記事があった.
 
新型コロナウイルスのワクチン接種について、政府が7月末を念頭に希望する高齢者の接種を終えたいとしていることを受けて、横浜市は市独自に大規模な接種会場を設けるなどして対応していくと発表しました。
 
具体的には、市独自に大規模な接種会場を設けるとしています。
 
このほか、一般の集団接種会場で接種を行う時間を延長したり、個別接種を行う医療機関を1700か所にまで増やしたりして対応したいとしています。
 ただ、これにより、従事する医師や看護師の数を大幅に増やす必要があることなどから、副市長をトップとする特別チームを設置し、課題の洗い出しなどを始めているということです。
 
一方、今月3日に始まった接種の予約受け付けがアクセスの集中で一時中断したことなどについて「市の想像力が足りなかった」と謝罪したうえで「ワクチンは間違いなく全員が接種できるので、なんとか余裕を持って予約していただくとありがたい」と話していました。
 
 個別接種を行う医療機関は,明確でないがたぶん現在は二百機関ほどではなかったか.
 それを千七百機関に増やすというのはただ事ではない.
 と思ったら案の定,必要な医師や看護師を増やせるという根拠があるのではなかった.根拠どころか,これから課題の洗い出しをするというのだから呆れた.
 これは市長が人気取りにぶち揚げた気球と思われる.
 林市長は《ワクチンは間違いなく全員が接種できる》と言うが,全国各地で高齢者が接種の申し込みに殺到しているのは,これが嘘ではない かと疑っているからなのだ.
 人数分のワクチンはないと高齢者国民は思っている.だから一日中,プラチナ・ワクチンをゲットすべく予約のために電話をかけ続けている.
 家族に看取られずに死にたくないと,年寄りはみんな思っているのだ.
 
 河野大臣が,ファイザー社以外のワクチンも購入するとして「国民全員が接種するのに十分なワクチンのメドがついた」と述べた時,各メディアは「契約はできていない」と解説した.
 そりゃそうだ.厚労省が安全性と有効性を承認していないのに,購入契約を締結できる筈がない.
 河野大臣が何か言うたびに,不可解な事実が報道される.遂に文藝春秋の今月号は河野大臣の資質に疑問符をつけた.
 
 さて横浜市は,ウェブ申し込みは既に七月まで一杯になって,今はもう申し込みはできなくなっている.
 ウェブがだめなら電話しかないが,電話による申し込みは全くつながらない.
 この状態で《間違いなく全員が接種できる》という市長の言を信用しろというのが無理だ.なにしろ,医師と看護師の手配を可能かどうか,これから問題点を検討するというのだから.
 
 

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