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2021年5月21日 (金)

ワクチン接種の進捗率

 今日現在,横浜市ではワクチン集団接種はWeb,電話の両方とも受付は終了しており,あとは医療機関での個別接種枠が残っているだけである.
 そして,この個別接種の枠がどくらいあるのかは市民に公表されていない.
 ちなみに私は,Web申し込みにトライしたが,ログインできた時には既に,予約受付を終了する七月までの「Web申し込み枠」は満杯になっていて,予約を受け付けてもらえなかった.
 Web申し込みを断念した私は電話予約にトライしたが,電話による申し込みは全く繋がらず,遂にワクチン接種の予約を断念した.
 東京まで出かければ政府の大規模集団接種を受けることは可能だろうが,現在も大規模接種センター予約システムの不具合は発見され続けていて,トラブルが続いている.
 
 横浜市のことに戻る.
 ここでフト考えるのだが,そもそも「枠」とは何か.
 一日当たりの「枠」は,たぶん「ワクチン接種作業に従事する医療従事者数 (医師,看護師など)」×「医療従事者一人一日あたりの注射作業可能数」だろう.
 この単位「枠」に「一週間における接種日数(私の住んでいる区では三日/週)」を乗じて,さらに七月までの残り週数を掛けると,「枠」全体が算出される.
 
 しかし,行政の計画として,これはおかしい.
 中学生にも理解できる普通の考えなら,予約受付に制限 (=枠) を設けてはならない.接種を希望する市民全員から予約を受け付けねばならない.
 そして「接種を終えた市民数」/[予約数すなわち接種を希望する市民数」を,毎日算出する.
 これが進捗率になるわけである.
 現在のように,入り口で「枠は埋まりました」として受付を終了したのでは,いったいどれくらいの市民が接種を希望しているかの根本的なデータが得られないのである.
 つまり進捗率も計算できない.
 進捗率が計算できないのに,どうして林横浜市長は「七月一杯で全員が接種を受けられます」と断言できるのか.
 事実,私のようにワクチン接種を希望していても,予約受付の入口で門前払いの仕打ちを受けて,接種自体を断念した市民は多いだろうと思われる.
 接種作業が可能な人数以上の予約を受け付けなければ,最終的に進捗率は100%になるに決まっている.
 七月末に林市長は「高齢者の接種を100%完了しました」と胸を張るだろう.そして未接種の市民がどれくらい残っているかというデータは,闇の中だ.
 市長の頭はきっと尋常な頭脳ではないのだ.
 
 想像するに,林市長の特殊頭脳の中は,カジノ誘致のことで一杯なのに違いない.
 林市長が「人命よりもカジノだ」と断言してくれれば市民は,こんな市長を選んでしまった横浜市の現状を嘆き,我が身の不幸を諦観できるのだが.

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