« 太公望呂尚は魚を釣る気がない | トップページ | ロングパスタはイタリアのものがいいとは限らぬ »

2021年4月 9日 (金)

プレミアム・ワクチン

 テレビの報道を観ていると,どこそこの市町村で新型コロナウイルス感染症ワクチンの集団接種実施に備えて,医療従事者の皆さんが予行演習というか実施の訓練をしたという話が伝えられる.
 ところがそのワクチン接種がなかなか始まらない.なぜかというと,日本にはワクチンが入ってこないからだ.
 一番最初に高齢者対象の接種を開始するとされた東京八王子市では,電話とネットで接種の予約受付を行ったが,わずか一時間余で予約は満杯となって終了した.テレビ朝日の報道では,競争率は82倍だという.
 政府は六月中には高齢者の接種を終えたいというが,これは希望的観測というか,国民の批判を受けたくないがために流しているガセだという話がある.これは週刊誌が報道している.
 仮に東京五輪が開催される (可能性は低いが) としても,その時期には国内感染状況は感染拡大第五波が到来しているかも知れない.
 既に信頼できるメディアが報道しているが,日本とアストラゼネカ社とのワクチン供給契約では「年内にワクチン供給する」となっているという.夏までに高齢者の接種を終えたいというのは根拠のない話なのである.
 つい先日,菅首相が総選挙の可能性について触れた発言をしたが,菅内閣としては,ワクチンメーカーのワクチン供給が今年の年末になるということが明らかになってしまう (→内閣支持率の暴落) 前に,解散総選挙に持ち込みたいという腹らしい.
 
 ワクチンの普及はイスラエルが先頭を切っているが,いつの間にか米国がワクチン接種体制を整えている.
 次いで英国国民がワクチン接種の恩恵を受けている.
 日本はどうかというと,ワクチンメーカーとの契約すら覚束ない状態だと報道されている.
 
 ワクチン接種状況は,日経がサイトを立ち上げている
 そのうちの《国・地域別の100人あたり接種完了人数》を見ると,日本はインドネシアよりも接種率が低い.
 なぜこんなことになってしまったのか,首相と担当大臣は国民に説明する必要があると思う.
 一説には,日本はアストラゼネカ社にワクチン価格で文句をつけたのが原因だという.本当かどうかは知らぬが.
 イスラエルはカネがあるが,日本はカネがないのであるらしい.

|

« 太公望呂尚は魚を釣る気がない | トップページ | ロングパスタはイタリアのものがいいとは限らぬ »

新・雑事雑感」カテゴリの記事