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2021年2月 1日 (月)

悪いのはじぶんではないというジャーナリスト /工事中

 JBpress《飲食だけ強調し過ぎ、買い物カゴからだって感染する》[掲載日 2021年1月31日 11:30] を読み,この文章の筆者のあまりにも情けない情報弱者ぶりに,へなへなと腰が砕けそうになった.
 新型コロナウイルス感染症の伝染経路は,主として飛沫感染と接触感染である.特殊な環境では飛沫核感染があるかも知れないが,経口感染についてはWHOは否定的である.
 昨年,中国で爆発的に感染拡大した時,主な感染経路は飛沫と接触だと中国の感染症専門家が指摘し,我が国の感染症専門家もこれを肯定した.そして国民個々人の基本的な感染拡大防止策として例の「手洗いの励行,マスクの着用,三密の回避」が専門家会議によって啓蒙されたのはまだ記憶に新しいところである.東京都の小池知事も,定例の記者会見で繰り返し繰り返し,手洗い,マスク,三密回避を訴えた.
 マスク着用の効果については,白鷗大学の岡田教授が,これまた繰り返し繰り返しテレビ朝日《モーニングショー》で解説をした.
 一般にマスクは飛沫を吸い込むのを防ぐものとして理解されがちだが,岡田教授は「ウイルス汚染された手指で直接顔を触ることをマスクは防いでくれる」と述べて,マスク着用の接触感染防止効果について視聴者を啓蒙した.
 
 さて冒頭に紹介したJBpressの記事を書いたのは青沼陽一郎という「ジャーナリスト」だが,コロナ禍が既に一年経過したのにもかかわらず,感染経路として接触感染があることを知らなかったと,堂々としかも「私が接触感染のことを知らなかったのは,自分のせいではなく小池知事が悪い」と上から目線で述べているのには驚かされた.
 もう少し詳しく書いてあることを紹介する.
 別段都市生活者ではない人でも日常の食材を自給している人は希で,ほとんどの人々は食料品をスーパーやデパート,コンビニあるいは生鮮食料品店等で購入せざるを得ない.昨年の緊急事態宣言の際に,食料品の買い物は不要不急の外出ではないと政府は断言し,流通業者に協力を求めた.
 そこで小売各業種は積極的に客と従業員の感染防止対策に取り組んだ.
 
 
 
 買い物カゴが汚染されている可能性が高いことは既に常識で,

実際に買い物に出かけてみれば、最近ではマスクもせずに店舗に入ってくる若者もいる。カゴばかりでなく、やたらと商品を手にとって品定めしては、もとに戻す人たちも少なくない。対して、店員による積極的な感染防止の呼びかけや啓蒙もない。どこか醒めて常態化している。モノが売れればそれでいい。店に損害がなければそれでいい。
 さらに人が指で触れるのなら、銀行のATMはどうなのか。券売機はどうなのか。感染力が高いとされる変異株も市中で見つかっている。緊急事態宣言下にあって、もっと感染リスクと対策を周知徹底させる必要があるはずだ。そのほうが実効性は高い。ところが、小池百合子東京都知事も注意喚起しない。感染した可能性を前提に、相談員がはじめて教えてくれる。

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