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2021年1月29日 (金)

町田徹氏は喫煙者なのに首尾一貫せず

 新型コロナウイルス感染症は,中国で感染が拡大していた頃は,ヒトが日常的に感染する風邪の病原体が四種のコロナウイルスであることとの混同から「コロナはただの風邪だ」「コロナは陰謀だ」と主張する愚か者があちこちで「ノーマスクデモ」を実行したりした.(HARBOR BUSINESS Online《「コロナはただの風邪」と叫ぶ集団が渋谷で「ノーマスク」集会して大炎上。主催の「国民主権党」党首とは何なのか?》[掲載日 2020年8月14日 13:53])
 また医師の中にも愚か者がいて,昨年の初め,若い連中にネットで英雄のように持ち上げられた神戸大学医学部の岩田健太郎教授は,日本テレビ《情報ライブ ミヤネ屋》に出て「コロナウイルスよりインフルエンザウイルスのほうが遥かに怖い」「マスクは無意味でありカネの無駄遣いだ」「私はインフルエンザが流行している時に満員電車の中でもマスクをしたことがない」と述べた.
 さらにまた,テレビに露出の多い元厚労省医系技官の木村盛世氏はテレビ朝日《ビートたけしのTVタックル》に何度か出て「マスクが有効だとのエビデンスは存在しないし,ウイルスは不織布マスクを通過してしまうから無意味だ」と述べ,新型コロナウイルス感染症の感染経路が飛沫感染だと知られていたのにもかかわらず,恰も空気感染であるかのような主張をした.この女も 木村盛世氏も岩田教授と同じく,マスク着用を勧める感染症専門家を「基礎ができていない」と馬鹿にしていたのが思い出される.
 新型コロナウイルス感染症を怖がらないノーマスク男が今もあちこちにいるのは,岩田健太郎,木村盛世の二人の罪が大きいだろう.
 もしも,ノーマスクを扇動したこの二人が,現在はこっそりとマスクをしていたら,捧腹絶倒のお笑いぐさである.
 
 さて新型コロナウイルス感染症を怖がらない少数の連中とそうでない多くの人々の間に深い溝ができているという. 
 そのことについて,NEWSポストセブン《コロナを「怖がる人」は「全く怖がらない人」にどう対処しているか》[掲載日 2021年1月29日 7:05] から一部を下に引用する.

一丸となってコロナと戦っていたはずが、いつの間にか人と人とがいがみ合っている。コロナを「とても怖がる人」と「全く怖がらない人」の対立は、それほど深刻である。
 
自分と考え方が異なる人々と、どう接していけばいいのだろう。
 メディアで慎重な行動をするようにと注意を呼びかけている「怖がる派」の識者たちは、実生活で対立派に出会ったとき、どう折り合いを付けているのか、聞いてみた。
 
経済ジャーナリストの町田徹氏は、「『勝負の3週間』は明らかに敗北した…後手後手すぎる菅総理の『コロナ対策』」(現代ビジネス)といった記事を執筆、政府のコロナ対応について警鐘を鳴らしてきた。町田氏には、「怖がらない人」に接したときのルールがあるという。
「日常から妻と別のテーブルで食事をするくらい気をつけていますし、私生活や仕事でも、その部屋に何人滞在できるかということには気をつけています。なかでも“3密”になりがちな喫煙室は人数制限が課されていますが、超過することを気にしないで入って来る人もいる。そういう場合には、ニコッと笑いかけて『人数制限がありますよ』と伝えたりしています。キツイ言い方にならないように注意しています」》(文字の着色強調は当ブログの筆者が行った)
 
 NEWSポストセブンの記事では,「怖がる派」として経済ジャーナリストの町田徹氏の見解を取り上げているのだが,この記事によれば町田氏は喫煙者である (上の引用文中の文字着色箇所).
 喫煙が新型コロナウイルス感染症のリスクを高めることは既にかなり明らかになっている.私たちヒトの様々な臓器の細胞表面にはACE2 (概説資料;アンジェラ・ジョウ《ACE2の標的化 - COVID-19の細胞への侵入を防ぐ》;国立感染症研究所・田口文広《コロナウイルスの細胞侵入機構:病原性発現との関連》) という受容体が存在し,新型コロナウイルスはこの受容体と結合することで細胞内に侵入するのであるが,喫煙者の肺細胞にはACE2が多いことがわかってきた.これはすなわち,喫煙が感染可能性を増加させるということを意味している.(ACE2と喫煙については論文を検索されたい)
 さらに,ACE2が多いということから,感染初期に体内で増殖した新型コロナウイルスが効率よく他の細胞に感染していくことが推測される.
 喫煙は重症化リスク要因のひとつであるらしいことが判明しているが,これは喫煙によるACE2増加と関係があるかも知れない.
 いうまでもなく,喫煙者にACE2が多いということは,長年にわたる喫煙習慣によるものであって,いまさら急に禁煙したとてACE2が減るというものでもなかろうとは考えられる.
 しかし,日々日常の喫煙が感染と重症化のリスクを増大させる (これは既に広く知られているから,町田氏が知らないはずはない) ことを知りながら,それでも平気で喫煙を続けていくというのは,町田徹氏が「コロナを怖がらない」人であることの証左である.
 以上のことから,経済ジャーナリストの町田徹氏は,自分に都合のいい場面では「コロナを怖がる人」を演じて政府を批判するが,そうではない場面では突如勇猛果敢な「コロナを怖がらない人」になるのである.なんとまあ勝手な調子のよい人なのであろうか.w
 とはいうものの,町田氏が重症化して死んでも,それは町田氏が自分の意思で引き受けるリスクだ.私たちにはどうでもよいことである.従ってここは,町田氏が首尾一貫しない人物であることを批判しない HARBOR BUSINESS Online 誌の無定見を批判すべきかも知れない.
 
 余談だが,町田氏は自分が喫煙するだけで,他人に喫煙を勧めているのではなかろうと思う.ところが今時,喫煙を勧める馬鹿がいるのである.超絶大暗愚宰相菅義偉が,安倍内閣に引き続いて内閣官房参与に招聘した怪物飯島勲である.小泉内閣時代に北朝鮮の代理人となったといわれるこの怪人は,喫煙は健康にいいと以前から週刊誌(週刊文春) で書き殴っており,望まない受動喫煙の防止を目的として改正健康増進法と東京都受動喫煙防止条例が制定されようとした時,飯島勲は東京都小池知事を強く批判した.そこまでして他人に受動喫煙をさせたいのかと世人は驚いた.
 そこに今度のコロナ禍である.これをチャンスと見た飯島は,喫煙がいかによい生活習慣であるかを再び世に訴えた.雑誌プレジデント誌に掲載された記事を同誌がネットに転載したPRESIDENT Online《「タバコ喫煙者はコロナ感染から守られる」決定的証拠 タバコが救う人間の命》[掲載日 2020年8月14日 9:00] は,トランプ前米国大統領が裸足で逃げ出すフェイク・ニュースである.事もあろうに《タバコが救う人間の命》ときたもんだ.東京都受動喫煙防止条例を罵倒攻撃した飯島の本領発揮である.
 繰り返すが飯島は菅義偉のスタッフである.菅義偉の後ろ盾である飯島勲が,厚労省を張り倒さんばかりの勢いで書いた怒涛の大嘘を抜き出してみよう.一読して腰が抜けるほど情けないところは文字を着色した.
  
パリのピティエ・サルペトリエール病院の調査では、入院患者343人に対して、喫煙者は15人と4.4%だった。フランス全体の喫煙者率32.9%に対して圧倒的に少なく、研究チームは、この結果は統計的に有意であるとして、喫煙者は感染から守られると結論づけた。

ウイルスはヒトの細胞の表面にある受容体と結合して細胞内に侵入して増殖し、さまざまな症状を引き起こすものだが、同病院の研究チームでは、ニコチンが受容体に付着して、ウイルスが細胞に侵入拡散するのを阻止する可能性があると提唱しているという。

タバコによって感染がここまで抑えられるのであれば、吸ったほうが明らかに良いと結論付けてもいい印象を受けた。禁煙活動家は都合のいいときは、ワーワー騒ぎ、都合が悪くなると途端に黙る。それでは信用されない。禁煙運動に励んでいる人は、自分たちにとって都合の悪い話もきちんと受け止めることだ。ましてや、フランスの医療論文で、明確に、「喫煙者はコロナ感染から守られる」と結論付けられているのだ。喫煙者の私が言っているのではない。権威ある医学論文の結論なのだ。つまり、「タバコは百害あって一利なし」は、完全にデマなのだから撤回すべし。ワクチンのないコロナの感染を守るという (引用者による註;感染を守ってどうする w,「感染から守る」または「感染を防ぐ」が正しい日本語だが,飯島は週刊誌に連載記事を書いていたときも小学生のような幼稚な日本語を書いていた w)「一利」は、あることが判明したのだ。いずれにしろコロナが終わるまで禁煙活動は一旦休止しないと、禁煙活動のせいで、コロナ患者を増やす(=死者を増やす)可能性すらあるということではないのだろうか。

タバコはそれほど悪いのか。立ち止まって考えてみてほしい。コロナを倒す特効薬が開発されるかさえも怪しい今、私は、コロナから自分を守るためにタバコを吸う。現代医学が出した結論からすれば、当たり前の話だ。

一面的な正義を振りかざして「タバコを吸うな」というのは、最近の自粛警察やマスク警察と似たようなものだと思うが、禁煙警察だけはなぜか批判されない

だからこそ、フランスの研究が成功してほしい。そして、コロナ後のニューノーマルでは「タバコを吸えば感染リスクが低下する」という常識が広まって、喫煙者の人権も認めてもらえるのではと期待している。とりあえず、私は、タバコを吸いながら第2波に備えようと思う。これが私にとって何よりの対策であろう
 
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(あんまりにもおもしろいので,スクリーン・ショットを撮ってみた)
 
 まず,《パリのピティエ・サルペトリエール病院の調査では、入院患者343人に対して、喫煙者は15人と4.4%だった。フランス全体の喫煙者率32.9%に対して圧倒的に少なく、研究チームは、この結果は統計的に有意であるとして、喫煙者は感染から守られると結論づけた。》から検討してみよう.
 この「結論」を得たと称する原著論文には重大な欠陥がある.というのは,このナンチャッテ病院の研究チームは,入院患者を対象に調査したのである.この点が,ほとんど阿呆としか言いようがない.新型コロナウイルス感染症の研究が緒に就いたばかりのこととはいえ,レベル低すぎ.研究というものの基礎ができていない.
 なんとなれば,《入院患者343人に対して、喫煙者は15人と4.4%だった。フランス全体の喫煙者率32.9%に対して圧倒的に少なく、研究チームは、この結果は統計的に有意である》という事実を得た場合,普通の研究者であれば,「では病死者の喫煙歴はどうであったか」と考えるからである.
 まさに死者に口なしとはこのことだ.
 コロナ禍から一年を経た今日現在では断定していいだろう.喫煙者は,その喫煙歴のためにほとんどがすぐに重症化して死んでしまったのである.
 そのため,生き延びた入院患者の喫煙率が低く観察されているのだ.
 どこをどう捻じ曲げれば《喫煙者は感染から守られる》という結論が出てくるのか,このナンチャッテ病院の研究チームとやらを膝詰めで小一時間ほど説教してやりたい.w
ニコチンが受容体に付着して、ウイルスが細胞に侵入拡散するのを阻止する》に至っては,ウイルスの受容体とは何かを全く理解していないあまりにも阿呆な論文だったので,発表されてすぐに,まともな研究者たちから馬鹿にされた.当該論文を書いた者たちは,受容体ACE2にベットリとタバコのヤニが貼り付いているイメージを抱いたのではなかろうか.w
 この馬鹿論文を知って (飯島勲が論文を読めるはずがないから,ネットニュースを読んで知ったのであろう) 喜んだのは飯島勲くらいなもので,この論文の結論を信じた喫煙者がそれほど多くなかったのは幸いであった.当たり前のことだが,喫煙者のほとんどは禁煙したいと切に思っているからである.
 再々度,私は繰り返す.新型コロナウイルスに喫煙で立ち向かおうではないかと主張する飯島勲は,超絶激甚大暗愚宰相菅義偉が教えを乞う後ろ盾なのである.
 この国の不幸は,菅義偉が宰相の地位に就いたことである.菅義偉が飯島勲の指導で「喫煙推進法」を制定を言い出さなきゃいいがと思う今日この頃である.
 
 さて上に書いたように,私はヘビースモーカーの飯島勲を馬鹿にしているが,何を隠しましょう,私はかつて愛煙家だったのである.
 今と違って私の学生時代は,喫煙者のほうが多かった.大学生のたまり場である雀荘の客はほぼ全員が喫煙者だった.
 学生寮の先輩に煙草の吸い方を指南されて喫煙人生をスタートし,最初はショートピースだったが,一日に一箱吸うようになってハイライトにグレードダウンした.
 このニコチンとタールの多い煙草からスタートしたのが響いたか,ずっと一本でタール10mgのものを吸い続けた.
 煙草が健康に悪いことは認識していたが,「死ぬときは肺がんだろうなあ」程度のことしか考えなかった.
 しかし本当の煙草の怖さは,肺がんではなかったのである.
 喫煙は動脈硬化を促進する.全身の血管にダメージを与える.これがどれほど重大なことかを,私は心臓バイパス手術を受けるまで深刻に反省していなかったのだ.それまでも一時的に禁煙したことはあったが,完全に紫煙と縁を切ることができたのは,心臓手術で一ヶ月の入院をしたときだった.遅かりし由良助.
 それでも,心臓へのダメージはまだ救いようがあるが,脳はだめだ.脳出血して死ぬリスクと,血流が阻害されて緩慢に馬鹿になっていくリスクの両方があり,馬鹿になると最後は飯島勲のように《感染を守る》などと書くようになってしまうのだ.w
 そして,新型コロナウイルスだ.こいつは,長年の喫煙習慣によってボロボロになった血管を破壊する.
 感染判明後に入院することができず自宅療養していた人が脳出血で突然死したなどと時折報道されることがあるが,この脳出血は新型コロナウイルス感染症関連死だろう.
 新型コロナウイルスが循環器を破壊することが明らかになったからには,すべての喫煙者諸兄は,最大限の注意を払って,感染せぬような生活をする必要がある.町田徹氏は《なかでも“3密”になりがちな喫煙室は人数制限が課されていますが、超過することを気にしないで入って来る人もいる。そういう場合には、ニコッと笑いかけて『人数制限がありますよ』と伝えたりしています》と悠長なことを言っているが,喫煙時に肺から吐き出される紫煙は,粒子径が小さいが,物理的な構造は飛沫と同じものなのだ.もしも無症状の感染者が喫煙室で煙草を吸ってたら (煙草を吸って煙を吐き出す時はマスクをしていない) 室内の未感染者は大変な感染リスクにさらされているのである.従って町田氏が喫煙したいなら,喫煙室ではなく,感染から身を守るためには屋外での喫煙を強く勧める.
 
 最後に余談だが,北朝鮮金王朝の独裁者は喫煙者だ.
 飯島勲は,我が国で「煙草は健康にいい」と主張するたった一人の人間であるが,これは朝鮮労働党と人民の偉大な指導者である金正恩の指示による日本破壊工作ではないかと私は密かに思っているのだと言うにやぶさかではないと言えないでもないと (以下略)

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