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2020年12月17日 (木)

なんでもひとのせいにするやつ

 安倍晋三は会食好きで,毎晩酒を飲んでいた.
 安倍政治を継承すると述べて首相の座に着いた菅義偉は,安倍に輪をかけた会食好きだ.毎夜毎夜の会食三昧.日によっては朝から夕まで三度の飯を会食している.
 あるテレビの情報番組は,会食の席で著名人と話をして得た知識を基に,閣僚や官僚にあれこれ指示するのが菅首相の政治手法なのだと解説した.言い換えると菅は聞きかじった耳学問で政治をしているのだ.学問をしたことのない人間の怖さである.
 耳学問で見識を得ることはできない.耳学問は学問ではない,菅のようなのを,門前の小僧が習わぬ経を読むと言う.
 
 新型コロナウイルス対策分科会の尾身会長や日本医師会の中川会長を始めとする諸先生がたが,この年末は大人数の宴会はやらないで下さいと国民に呼びかけているにもかかわらず,激甚大暗愚宰相菅義偉は,Go To トラベルの年末年始一時停止を発表した直後に大人数で忘年会をやった.しかもこの日の夜は会食のハシゴをした.御座敷から御座敷へと忙しく回って歩く芸○のようだ.
 NNN24《菅首相 8人で会食「大いに反省」》[掲載日 2020年12月16日 18:20] から一部を下に引用する.
 
菅首相が16日午後、日本テレビの単独インタビューに応じ、政府が5人以上の会食を控えるよう呼びかけている中、14日に8人で会食したことについて「大いに反省をしている」と述べました。
 菅首相「ご挨拶をさせていただいて失礼しようと思ったんですけども、結果的にはそこに40分程度ですか、残っていろんな話をするような結果になりまして、そこは大いに反省をしているところであります」

 加藤官房長官は会食の目的が大切だと述べ,西村経済再生担当大臣は「五人以上の会食を必ずしも一律に否定するものではない」と述べた.
 ところが会食に参加した杉良太郎が,会食の場で話し合われたことは野球の話であり,つまり忘年会です,とインタビューに答えてしまったために,ただの忘年会であることがバレてしまった.
 これにメディアと野党が集中砲火を浴びせ,さすがにあの田崎史郎も首相に苦言を呈するしかなかった.
 内閣発足直後なら「問題とするにはあたらない」と突っぱねたであろうが,内閣支持率急落直後にこれはマズイと思ったか,《大いに反省している》と日テレのインタビューに答えた.
 ところが実は全然反省していないのだ.感染対策をしていない (註1) 多人数の忘年会に参加して遊興 (民間だろうが政治家だろうが,忘年会は仕事ではない) したことではなく,すぐに退出しなかったことを「反省」しているのだ.
 だが本当に菅首相が言いたいのは「私は忘年会のホストではない」ということである.
「忘年会に呼ばれたので挨拶だけするつもりで出かけたら,すぐに引き上げることができなかった」「だから私は悪くない,悪いのは,王貞治,みのもんた,杉良太郎たちだ」と菅は言うのだ.しかし首相がゲストのはずがないではないか.ホストだから最後までいた (註2) のだ.見苦しいこと,この上ない.
 
[註1] この会食では「飲食物を口に運ぶ時以外はマスクをしよう」と菅首相自ら提案した「静かな会食」ではなかったと,参加者の二階幹事長が明言している.マスクをしていなかったにもかかわらず,加藤官房長官は「感染対策はなされていた」と強弁した.
[註2] 田崎史郎はTBS《ひるおび!》」に出演し,この忘年会のホストは二階幹事長であると述べて菅首相をかばった.沈む泥船に一緒に乗るつもりらしい.

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