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2020年12月12日 (土)

菅 vs 小池の暗闘を尾身会長は諫める

 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が昨日示した新たな提言では,感染拡大が沈潜化しつつある自治体を除いて Go To トラベルの一時止を求めたが,大暗愚宰相菅義偉はただちに Go To トラベルを継続すると改めて明言した.「人命より経済だっ」と,この男は喉まで出かかっているに違いない.よく本音を吐かずにこらえているなあと感心する.
 分科会の尾身会長は,政府と自治体 (もちろん東京都を指している) が意思統一することが必要だと,暗に菅首相と小池都知事を諫めているのだが,両者とも全く歩み寄る気がない.
 小池都知事は,「分科会は政府の分科会です」と言って,都は分科会とは関係ないと述べたが,その時の小池知事の「尾身なにするものぞ」と言いたげな冷たいオーラがすごかった.都は独自の医療および感染症対策の専門家を抱えていることがあるからそういう態度に出たのだろう.学者,研究者に対するリスペクトが欠片もない点では,菅と小池はいい勝負である.
 
 余談だが,一部の週刊誌が,豊洲市場における感染拡大を報道している.
 もしもクラスターが多発して豊洲市場が閉鎖に追い込まれたら,都民への食糧供給はどうなるのか.その事態に備えて,テレビと新聞は思考実験をしておくべきだと思われるが,その気配がない.メディアにはこれを報道する気がないのか.分科会は承知しているのか.どうなっているのだろう.心配である.

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