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2020年11月20日 (金)

オンライン会合ツール

 テレビ番組で,一般の人々がリモート出演するときにはスマホを使っているようだ.
 タブレットもスマホほどではないだろうが,使われていると思われる.
 しかし高齢者の私には,スマホの画面を長く見続けるのはちょっとつらい.
 そこで居間にあるテレビでリモート環境を作ろうと算段した.
 テレビにPCを接続して,オンライン会議のアプリであるzoomをインストールしようというのである.
 使うソフトウェアはそれだけだから,PCは非力でも安価がよろしい.テレビ周りに置くから筐体はできるだけ小型の,いわゆるミニPCがいい.
 そういうイメージで,BTOのPCを探してみた.
 ところが,DELL,マウスコンピーター,ドスパラ等にはないのである.これらのメーカーには,いわゆるスリム型はあるが,掌サイズで手頃価格のPCがない.
 DELLと並んでよく普及しているHPにはミニPCの ProDesk 400 シリーズがあるが,これは筐体は小さいがスペックはビジネス用のモデルで,価格はそれなりに高い.オンライン飲み会 会合のためであるならオーバースペックだ.
 そこでさらに調べてみたら,ミニPCは,いわゆる中華PCが花盛りであることがわかった.
 価格は,二万円前後~三万円で,HP ProDesk のおよそ半額である.
 Amazonで物色していたら,ちょうどキャンペーンをやっていて,ACEPCというPCベンダーのAK2というモデルが二万円ポッキリで安かった.
 CPUは Celero J3455 で,120GB のSSDを搭載しているのでスペックは申し分ない.
 申し分ないのではあるが,中華PCは千鳥ノブ流に言うと「クセが強い」という評判が一部にある.
 詳しいことは知らぬが,システム・クラッシュして再起不能になることがあるらしい.デバイスのドライバが特殊で,出来がわるいようだ.ユーザーがドライバをいじる (更新) とクラッシュしやすいとのことである.
 もしかすると,windows update で不具合が生じる可能性もあり,一抹の不安がある.
 不安はあるが,価格からするとちょっと高い玩具みたいなものだから,勉強にもなるだろうと思って買ってみた.
 ちなみにこの AK2 は,筐体に謎のスイッチが付いている.不審に思って ACEPC の公式サイトを覗いてみたが,何の説明もない.
 筐体を開けてみたらわかると思うが,それで不具合が発生する可能性が無きにしもあらず.そうなっても初期不良ではないから交換保証はないかも.まあ触らずにおくことにする.
20201121b
ACEPCの公式サイトに載っている図に赤で描きいれた.
 
 さてキーボードとマウスは,ロジクールのワイヤレスを買った.
 Webカメラは,これまた中華メーカーだといわれている TINNZI の格安モデル HD 1080 を購入.これはロジクールの製品の半額だ.
 会社員が仕事用にこんな怪しいものを買ってはいけないと思うが,爺の道楽ならこれで充分だ.(仕事用なら,品質信頼度の高いロジクールだ)
 さあこれでオンライン忘年会の参加を募るとしよう.

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