« 始皇帝習近平の野望 /工事中 | トップページ | 海岸から観光客がいなくなるとヤドカリが増える »

2020年11月10日 (火)

センチュリーに乗るポンコツ

 毎日新聞《井戸兵庫県知事が私有車運転中に交通違反 転回禁止の交差点でUターン》[掲載日 2020年11月9日 23:57] 等が伝えたところによれば,井戸兵庫県知事は先日 (10/31),私用で乗用車を運転していた際に神戸市中央区内の転回禁止の交差点でUターンし,県警葺合署から交通反則切符を交付された.
 
 井戸兵庫県知事と言えば,このコロナ禍で井戸知事の名は全国区に知れ渡った.
 最初は,半年前の三月,吉村大阪府知事が大阪と兵庫県との往来自粛を府民に要請したときであった.一般国民にしてみれば特に大阪府知事がケンカを売ったとは思えなかった.メディアも一般国民も,吉村知事の要請は感染拡大を阻止するためには当然の措置だと思ったのであるが,井戸知事はそうではなかった.あろうことか全国報道されるテレビの記者会見で大阪にケンカを売ったのである.(朝日新聞DIGITAL《兵庫知事「大阪だってお互いさま」往来自粛要請に不快感》[掲載日 2020年3月19日 20:56])
 井戸知事は,若く有能であり府民の人気が高く颯爽としている吉村知事に対する対抗心を剥き出ししているように見えた.そこでこのあと,井戸知事は耄碌しているとの意味で「ポンコツ知事」と呼ばれるようになった.(ただし,コロナ禍対策のお粗末さのためにポンコツ知事と呼ばれたのは,井戸知事のほかに二人いた)
 
 その後暫く井戸知事のポンコツ振りは目立たなかったが,つい最近,知事と県議会議長の公用車を高級車「レクサス」からトヨタの最高級車「センチュリー」に変更したことで県民の批判を浴びた.
 耄碌年寄りのポンコツは欲が深くて往生際が悪い.私自身が耄碌老人だから,井戸ポンコツ知事の強欲はよくわかるのだが,井戸知事はああだこうだと理屈をこね回して,センチュリーを公用車にすることに成功した.(読売新聞《県民「税金の無駄遣い」、知事は「一方的議論が横行」…高級公用車巡り》[掲載日 2020/10/24 12:45])
 この騒動で,井戸知事はポンコツの汚名を返上して最高級の「センチュリー井戸」と呼ばれることとなった.w
 
 センチュリーの件のほとぼりが冷めやらぬうちに,今度は冒頭に記した道交法違反だ.
 ここで問題はUターン禁止交差点でターンをしたことではない.自家用車を自分で運転していたことである.
 危機管理上,組織のトップは自ら自動車を運転してはならない.上場会社では代表権を持つ役員には社用車が支給されるとともに,私用の際はハイヤーを用いる等をして自ら運転しないのが常識だ.もしも人身事故を起こしたら即辞任となる.
 つまり井戸知事は危機管理の常識を知らなかったのである.
 ここまでポンコツが県民に知られてしまうと,次の選挙はもうだめだろう.となると,残る任期の間,やりたい放題をする可能性がある.県民はお気の毒である.
 
 ところで,井戸知事は県民の批判に対して「知事にはセンチュリーが相応しい」と放言した.だったら自家用車もセンチュリーなんだろうと思うのが当然だが,なぜかメディアは知事のクルマの車種を報道していない.不思議だ.
 ちなみに舛添要一前都知事が公用車を私的利用して湯河原の別荘通いに使用したのはアルファードだった.この不始末の時も,メディアは舛添要一の自家用車の車種を報道しなかった.たぶん税金を使ってでもいいクルマに乗りたかったんだろう.二人とも,自分で買え.情けない.

|

« 始皇帝習近平の野望 /工事中 | トップページ | 海岸から観光客がいなくなるとヤドカリが増える »

新・雑事雑感」カテゴリの記事