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2020年9月 7日 (月)

それが寄付を募る態度か

 Wikipediaが時々,読者に寄付を要請している.その際の要請文章が嫌味ったらしく情けないのでおもしろい.
 どういう計算に基づくのか知らぬが,利用者のうちで寄付に応じているのは2%だけであるという.その恨みつらみを寄付要請文章で訴えているのだが,寄付を増やす努力を全くしないところが腑に落ちぬ.送金方法のことだ.
 実際上,Wikipediaへの寄付は,クレジットカード番号をWikipediaに通知して直接送金するか,あるいはPayPal経由にするかのいずれかに限られている.
 銀行振込はWikimediaしかできない.Wikipediaは受け付けない.なんじゃそれは,と普通の人は言いたくなるだろう.
 通販でおなじみのコンビニ決済は全く通用しない.
 ゲーム課金ではメジャーなっているプリペイドカードも拒絶されている.これが日本では一番安全でめんどくさくない送金方法なのに.
 小切手送金は受け付けるというのだが,日本では小切手は特殊な場合にしか用いられない.
 日本の通販ユーザーならAmazonペイが身近な送金方法であるが,恐るべきことに日本のWikipediaなのに「ドル建てでしか決済を認めない」と言う.
 要するにWikipediaは,お前が「Wikipedia様,どうか寄付を受け取ってください,お願いします」と言うのなら,我々が許可した方法で送金しろ.それ以外は受け付けない,と言うのだ.
 それほどWikipediaを頻度高く利用しない人が,少額寄付のためにわざわざPayPalを使うだろうか.
 これが寄付を募る者の態度とは思えない.こんな尊大な態度だから寄付は増えないし,百科事典としての質も,いつまで経ってもだめなんだ.

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