« 高田延彦氏のコメント | トップページ | 不正引き出し被害は不可避か »

2020年9月18日 (金)

土湯温泉のホテル向瀧は感染予防対策をしていない

 下の画像は,今朝 (9/18) のNHK《おはようニッポン》七時台の報道画面を撮影したものである.内容は「Go To トラベル」に来月から東京都が組み込まれるというものだ.
 
20200918a
 
 上の画像は,福島県の土湯温泉にあるホテル向瀧だ.総支配人の佐久間氏は,宿泊客には「手の消毒」「チェックインの際の検温」をさせるのに,自分はマウスシールドをしている.
 言うまでもなくマウスシールドでは「対面する相手を自分の呼気の飛沫で汚染しない」ようにすることは不可能だ (その実験映像が存在する).呼気の飛沫はシールドに当たって上方向に拡散してしまうからである.マウスシールドの効果は,せいぜい飛ばした唾液が相手の顔に直接かからないようにするだけだ.
 この支配人はマスクが嫌いなのだろう.しかしいくらマスク嫌いだと言っても,接客業なのだから我慢しろと言いたい.マスクを外すのは自分の家に帰ってからにしろ.
 もしこの支配人が新型コロナウイルスに感染した場合,宿泊客に感染させてしまう可能性が高いことはわかりきったことだ.しかるに,せっかくホテルに来てくれる客に向かって,この男は何たる傲慢な態度であるか.客には要求するが自分は義務を果たさないというのである.
 一事が万事である.総支配人がこの有様では,きっと従業員は手指の消毒をロクにやっていないだろう.ホテル館内の他の感染予防対策もしていないのではないか.
 ホテル向瀧の公式サイトに掲示されている《新型コロナウイルス感染症拡大防止対策について》には,驚いたことに《従業員やスタッフは、マスクを着用することがございますので、何卒、ご了承くださいませ》と書かれている(下の画像はそのスクリーン・ショット).マスク着用をサボタージュしていることがあると断っているのだ.呆れて二の句が継げない.
 
20200918b

|

« 高田延彦氏のコメント | トップページ | 不正引き出し被害は不可避か »

新・雑事雑感」カテゴリの記事