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2020年8月13日 (木)

自治体は,感染拡大防止の実技を指導すべし /工事中

 J-CASTニュース《東京都の「虹のステッカー」有効性に疑問相次ぐ 掲示店で集団感染、ガイドライン遵守を確認へ》[2020年8月13日 20:00] から以下に引用する.
 
新型コロナウイルスのクラスターが発生した東京都江戸川区内のフィリピンパブでは、感染対策をしたと店が宣言する都の「虹のステッカー」が貼られていたと報じられ、その有効性についてネット上で疑問の声が相次いでいる。
 
この店では、60代の男性客が感染したことが7月30日に分かり、店の従業員12人全員がPCR検査を受けたところ、20~40代の女性7人の感染が分かった。濃厚接触があったからで、客にかなり近づいて接客していたわけだ。店は、4日から休業している。
 
ステッカーの掲示店でクラスターが発生したことについて、小池百合子都知事は13日、ガイドラインを守っていない店もある可能性を認め、「中には実践もせずに、ただ貼ってつけておけばいいやみたいな事業者がいないとは限らない」と述べた。一方で、「お店の体制とともに、そういった場を利用するという利用者の認識も必要だ」と客側の問題も指摘した。
 
 東京都は我が国における新型コロナウイルス感染症流行の中心地であり,震源地である.
 毎日毎日,都は新たな感染者の発生数を広報している.
 にもかかわらず,還暦すぎたジジイがフィリピンパブに出入りして浮かれておる.都知事は《そういった場を利用するという利用者の認識も必要だ》と語ったようだが,実にその通りである.
 この還暦過ぎのフィリピンパブ通いジジイが重症化して死んでも自業自得であり,同情の余地はないが,ことはこの 色ボケ ジジイだけに終わらぬ.こいつはお楽しみのあと,フィリピンパブでうつされたウイルスを,身を慎みつつ暮らしている他の年寄りに感染させたかも知れないのである.
 もし無垢のお年寄りがそいつから感染発症したら,どう責任を取るのか.死ぬかも知れんのだぞ.馬鹿者めが.この 色欲 ジジイは,年の功とか思慮分別なんて言葉は考えたこともないのだろう.いい歳をして恥を知れと言いたい.こいつの検査にも治療にも公費が支出されるのだ.税金泥棒めが.死ね助平ヤロウ (以下自粛)
 政府は緊急事態宣言を発して新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために風俗店にも営業自粛を求めた.すると野党議員や無責任評論家などが「営業自粛要請と損失補償はセットでなければならない」と言い出した.清く正しくつましく生きている庶民の血税で,キャバクラの家賃をはらってやれと言った.ニッポン放送の上柳昌彦は「(キャバ嬢だって) ちゃんとお仕事してるんですから持続化給付金を出すべきだ」と言った.仕事というのは,お天道様に恥じぬ正業を謂う.キャバ嬢もホストも,やってることはただの生業である.賤業だ.仕事とは謂わぬ.
 政府は当初,普通の接待を伴う飲食店から性的接待を伴う風俗営業店に至るまで,この種の事業者がコロナ禍で蒙った損失に税金を充当することは不適切であるとの姿勢であった.しかし政府は野党とメディアの圧力に負けた.こうして国民の血税が,賤業の持続化給付金に用いられた.
 その結果がどうあったか.キャバクラやらフィリピンパブやらホストクラブなどの中に,闇で営業をしていながら,営業を自粛しているフリをして家賃補填を行政から巻き上げた不届き者が出た.案の定だ.そういう連中なのである.
 これを知った経産省は給付金不正受給の調査を始めた.そして不正受給した逮捕者も明らかになった.
 
 日本人の精神はかくも腐りつつある.その一例が,冒頭に掲げた東京都の「虹のステッカー」も,飲食店事業者のいいなりに無審査で発行されていることだ.すなわちこれまた都庁役人の職業精神が腐敗している証左である.彼らの関心は「やっている感」を出すことだ.感染拡大阻止はただのお題目なのである.
 もし東京都が本当に感染拡大を阻止するつもりであるなら,こんな間抜けな「事業者向け 東京都感染拡大防止ガイドブック ――「新しい日常」の定着に向けて――) キャバレー、スナック等接待行為を伴う飲食店編」(以下,ガイドブック) を発表して悦に入っているはずがない.どこが間抜けか,例を示そう.
 ガイドブックには,業種を問わずに事業者は,
* 扉や窓などを開けた上で、扇風機やサーキュレーター等を外部に向けて使用するなど、定期的な換気を実施 (ガイドブックのp.9から引用)
* 特に、屋内の休憩スペースは座席間のスペースを十分に取り、できる限り常時換気を実施 (同p.10から引用)
すれば,東京都のガイドブックを遵守した「安全な施設」であるとして「虹のステッカー」を店内に提示してよいと書かれてる.
 
 そこで,「虹のステッカー」を掲示している店の経営者に訊きたい.上記の二ヶ所に「換気を実施」とあるが,換気とはどのようなことを指すのか理解しているか.
 実は,換気の実施方法は法的に定められている.具体的には建築物衛生法,建築基準法,労働安全衛生法である.
 これらは飲食店ビルの管理者 (オーナーあるいは管理会社) には必須の知識であるが,新宿辺りの居酒屋の店主も銀座の高級クラブのママも,そんな法律があることすら知るまい.「換気」には「単位」もあるのである.
 であるとすれば,コロナ禍以前からこれらの行政法を事業者に遵守させる責務を負っている東京都は,現在のコロナ禍下における換気の在り方,方法,必要なら不備な換気設備の改善を事業者に説明する義務があるだろう.それをしないで単に「換気を実施」と書いただけで済ませているのは怠慢甚だしい.
 例えばの不備の例.普通の飲食店では客席から厨房設備方向に気流 (空気の流れ) が生じるように設計される.換気扇などの屋外排気機器は厨房に設置されるからである.
 だがこのような店内構造の場合,客に感染者がいるとその人が飲食や会話中に空気中に排出したウイルスを含む飛沫は厨房に集まる.これでは厨房で働く従業員はたまったものではない.
 昨日 (8/17) 放送されたNHK《あさイチ》は,番組スタッフから三人の感染者が発生したことを受けて「検証」するという内容だった.
 その「検証」の中で「窓はなく,しかも廊下に通じるドアが一つしかない (一つしか開放できない) 部屋の換気はどうすればよいか」について実験が行われた.そういう部屋は機械式の排煙設備 (天井裏にダクトがあり,そこに各部屋の空気が排気される構造になっている) がなければならないのに,NHKにはそのような消防法違反の部屋があるらしい. 
 それはともかく《あさイチ》は,ドア一つでも換気は可能だとして,下の写真のような方法を提案した.

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