« WHOの「組織の論理」 | トップページ | あだ花は摘み取られねば »

2020年6月12日 (金)

アルコール消毒について /工事中

 人気のコミック・エッセイストであるカマタミワさんのブログ《半径3メートルのカオス》の《アルコール消毒液を買う時に気をつけるべきこと 》(6月11日掲載) に次のことが書いてあった.
20200612b
 カマタミワさんはドンキに買いものに行って,アルコール消毒液を買った.その時のお話である.
 カマタミワさんたち一般市民は「アルコール消毒液」という明確なスペックの製品なり商品が世の中にあると思っているだろう.
 ところが,「アルコール消毒液」は一般的によく使われる言葉だが,実は意味が曖昧なのである.
 日本では,これに近い科学技術用語として「日本薬局方消毒用エタノール」という専門用語がある.まずこれから逐語的に説明しよう.
 日本薬局方というのは,《医薬品の性状及び品質の適正を図るため、医薬品医療機器等法第41条に基づき、薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて厚生労働大臣が定め公示する、医薬品の規格基準書》である.(Wikipedia【薬局方】から引用)
「日本薬局方」自体はその内容を指しているが,実際の印刷物は「医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団」(旧日本公定書協会) から出版されている.「日本薬局方」本体を載せた書籍のほかに,条文の注釈を収載した大部の刊行物,またこれと別に解説書が刊行されている.内容的には通則,生薬総則,製剤総則,一般試験法及び医薬品各条から構成されており,その時代の代表的な汎用かつ基礎的な医薬品の品質等について保証するための規格・試験法ならびに判断基準が示されている.初版は明治十九年六月に公布されて改訂が重ねられ,現在は「第十七改正」となっている.
 この基準書の中に「薬局方エタノール」という薬品が掲載されている.電子版を引用する.
「薬局方エタノール」は,1mL中にエタノール95.1~96.9vol%を含有するものとすると規定されている.なぜ濃度を「vol%

 

|

« WHOの「組織の論理」 | トップページ | あだ花は摘み取られねば »

新・雑事雑感」カテゴリの記事