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2020年4月 2日 (木)

一度つぶれてみたらどうか

 読売新聞《渋谷のライブハウス、複数の出演アーティストが感染…来場者50人程度》[掲載日 2020年4月2日 21:04] から一部を引用する.
 
東京都渋谷区のライブハウス「LOFT HEAVEN(ロフトヘブン)」で3月20日に行われた公演で、出演した複数のアーティストが新型コロナウイルスに感染していたことが、運営会社への取材でわかった。
 運営会社によると、この公演は同日夜に行われ、十数人が出演。来場者は50人程度だった。出演者の感染を把握した運営会社は、公演から10日たった3月30日に保健所に相談。現在は休業している。
 
 先々週末の民放報道番組を見ていたら,都知事が夜の外出を自粛してほしいと要請したにもかかわらず,渋谷のライブハウスでは相変わらずライブが行われていた,と報道された.テレビ画面にはボカシが掛かっていたが,店名は「ロフトヘブン」と読み取れた.これはいかんと思ったが,案の定である.
 
 首都圏や大阪の知事たちが「夜間の外出自粛」を訴えたら,売上減を補填せよとメディアで喚く馬鹿が出て来た.甚だしきはニッポン放送のキャスター上柳昌彦で,キャパクラに支援をしなければいけないと言った.だが,昨日の報道によれば,新宿区における感染者の四分の一は歓楽街で働いている者であることが明らかになったという.
 新宿の風俗店や,ロフトヘブンのような自ら望んで感染源となった業者に,都民は何が悲しゅうて税金を持っていかれねばならぬのだ.
 蕎麦屋やレストランや街中華など,私たちの生活に根をおろしている飲食店は守られねばならぬ.しかしパチンコ屋やカラオケ,ライブハウス,キャバクラ,ある種の濃厚接触接待を行う商売なんぞは,本当に私たちの生活に必要か?
 他人が汗水たらして払った税金をよこせなどと,どの面下げて言うのか.一度これを機会につぶれてみたらどうだと私は言いたい.もし必要なものであれば,いつか再建できるだろうからである.
 
 民間企業は,銀行は国の土台であるから特別だが,その他は商社だろうが製造業だろうが,国策の影響で倒産の憂き目にあっても何の補償もない.産業というものは,悉くみな自己責任で事業を行っているのだ.企業助成金はあっても,企業の減益が税金で補填されることはない.そして会社の従業員も自己責任で生きている.正規でも非正規でも,不景気で給料が下げられても税金で補填されることはない.
 しかるに一部のフリーランサー,つまり俳優や音楽家たちは政府に,労働者と同額の減収補填を要求しているが,何様のつもりか.
 フリーランサーでも,自己責任で生きている人たちは,税金で減収を補填してくれなどとは言わぬに違いない.しかし記者会見までして我欲丸出しにした連中は,そもそも労働者の半分しか所得税を払っていないのだ.その連中が,金に困ったときは,労働者が納めた税金を寄こせと政府に要求する.そんなことは自分がこの国にとって必要な存在か否かを自問してからにせよ.

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