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2020年3月28日 (土)

本日の買い出し

 今日の昼頃,食料品を調達にスーパー (藤沢駅北口のダイエーとクイーンズ伊勢丹) へ行ってきた.
 ダイエーでは,ペンネを買うのが主目的だったが,ロングパスタの棚が完全にカラだった.マカロニなどサラダ用のショートパスタはあったが,ペンネは海外産製品が一袋だけ残っていたので,それをカゴに入れた.パスタソースは棚の半分くらいが売り切れていた.
 昨日だったかテレビ報道を見ていたら,パリ在住の邦人女性が電話インタビューに答えて,外出禁止になった当初は食料品,特にパスタが売り切れ状態になったが,現在はもう落ち着いて食料品の買い物に困ることはないと言っていた.
 フランスよりも遅れて感染拡大したアメリカからの特派員レポートで,ニューヨークの食料品店の棚を撮影した映像でも,パスタが払底していた.パスタはどこでも人気なのだ.
 さて首都圏と大阪では,この週末には不要不急の外出を自粛しようと首長たちが市民に呼び掛けた.
 従ってこの週末,多くの人は飯を自分ちで食う (*註1) ことになる.家の中で食事を作って食うのを「内食」と言うが,内食でフランス料理を作って食う人は極少数派だろう.これに対して,調理済みあるいは半調理済みのピザとか,スパゲッティは,米の飯を炊くより調理が簡単な上に,子供たちに見せるには見た目がよいから,ママとしては時短なんちゃってイタリアンに走るのだろう.その気持ちはよくわかるが,温かいうどんもおいしいぞと言いたい.桜が散る前なら,にゅうめんもいいもんだ.
 
 レジカゴにペンネを入れて,それから日配商品のコーナーへ行ったら,案の定,納豆が完売だった.いつもは昼頃にはまだ売れ残っているPBの納豆も,一つもなかった.午前中に完売したようだ.豆腐も残りわずかだった.しかし納豆も豆腐もうちの冷蔵庫に在庫があるから要らない.それ故ここでは油揚げを,そして野菜コーナーに回って筍水煮をカゴに放り込んだ.油揚げ入りのたけのこ御飯を炊こうと思うのである.
 日配商品では,鶏卵も完売だった.いつもながら,卵,納豆,スパゲッティが,藤沢ダイエーにおける買い占められ御三家だ.
 藤沢駅周辺のスーパーやデパートで,買い占めおばさんが殺到した結果,棚がカラになってしまうのは,どういうわけかダイエーだけである.藤沢ダイエーでは,これらのジャンルの担当バイヤーには予測能力がないのだとしか思えない.棚がカラだと,それを見た逆上買い占めおばさんたちは何でもかんでもお構いなしに怒涛の買い占めを始めるから,一ヶ所でも棚をカラにしてはいけないのだ.
 
 ダイエーの次にクイーンズ伊勢丹でパック入りのソース焼きそばを買った.これは夕飯に食べる.あと,竹輪の天ぷらも買ったが,これは晩酌の肴だ.
 買い占めの話に戻ると,成城石井とクイーンズ伊勢丹は買い占めおばさんが押し寄せることはない.店ごとの客層の違いは,おもしろいものである.
 この新型コロナウイルス禍で生じた現象の一つに,スーパー等で惣菜を包装して売るようになったことが挙げられる.以前は,天ぷらやコロッケなどは大きなトレーにそのまま並べられていて,客はトングで欲しいものを食品用透明パックあるいは袋に入れ,それをレジに持って行って精算する方式だった.それが今ではどこのスーパー (私が行く数店だが) でも,食品用透明パックに一つまたは二個ずつを包装した状態で並べられている.もちろんこれは,感染者が排出する飛沫で惣菜が汚染されぬように配慮しているものと考えていい.
 パン屋も同じである.ブールみたいに丸っこい形のフランスパンや塩パン,クロワッサンなどは透明袋に包んで並べられている.ホットドッグなど各種調理パンも食品パックに包装されて陳列されている.
 この状態は消費者にとって歓迎すべきことだ.法律上,「袋に入れても袋の口を閉じていない場合」は「包装」に相当しないのだが,食品用透明パックに入れて閉じた場合は「包装」とみなす.そして「包装」した場合は,ラベルを貼り,原材料を表示しなければならない.以前は揚げ物は原材料表示を免れていたのだが,今後は消費期限と一緒に原材料表示をすることになる.
 ただ,現時点での印象だが,揚げ物の消費期限はかなり短く表示されているようだ.いつまで食べられるかを消費者は自分の判断で決める必要がある.ま,買った当日中に食べるのが一番よいが,冷凍してしまうのもいいだろう.
 
 最後に藤沢駅の隣の名店ビルに行った.そしたら地下の八百屋にグリーンピースがあったので買った.豆御飯が急に食べたくなったのである.豆御飯を炊くにしても,普通に塩味で炊くか,コンソメスープで炊くのはどうだろうとか,色々と考えた.
 今夜は雪が降ると天気予報が言っているが,もうすぐ春だ.私は古い人間なので,タケノコ御飯,豆御飯を食べると食卓に春の気分が出る.ほんとは関東地方ではタケノコの旬は四月 (*註2) になってからだけれど,食材の物流は全国一律になっているから,昔よりも野菜の季節感はかなり早くなっている.
 野菜ではないが,もう蓬の季節だ.となると唐突に越後の笹団子が食いたくなった.新潟では,笹と蓬の端境期はいつなんだろう.よくわからないので,ここは一つ我慢して,来月になったら賞味することにしよう.
 
(*註1) 土曜 (3/28) の夜,テレビの報道を観たら,渋谷の繁華街には,いつもよりは少ないながらも,遊んでいる若いやつがいた.テレビ局の取材記者が「クラブとか,感染がこわくないですか?」と質問したら,いかにも阿呆な顔つきの若い男が「踊ればウイルスなんかすっとびますよ」と言った.新橋駅近くでインタビューに答えた若い会社員は「自分にうつるとか考えてないですね,まわりにコロナいないんで」と言った.ここまで日本人は劣化したのである.
 都内の桜の名所である目黒川にも若い連中が花見に来ていた.上野公園は都が通行止めなどして花見の抑制をしたおかげで人出は少なかったようだが,目黒川沿いは生活道路なので,それができない.知事があれほど警告したのに,このザマだ.スマホで動画は見るがテレビもネットニュースも見ない連中を政治はどうしたらいいのだろう.彼らは日本で今なにが起きているのか知らないのだ.
(*註2) タケノコの旬



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