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2020年2月28日 (金)

日本語がヘン

 時事通信が《マスク品薄、見通し立たず=「3倍増産」も店頭行列―客同士のトラブルも・新型肺炎》(掲載日 2020/02/28 07:52) を報じた.
 この記事は,政府が「週に一億枚のマスクを供給する体制を作った」と威張ってはみたが,実際のマスクの需要は,一億枚/週をはるかに上回っているため,店頭に全くマスクがない状態が続いていることを述べたものだ.
 それはいいのであるが,問題は末尾の箇所だ.
20200228c
 日本語の文章作法では,《転売目的の大量購入も一部で起きているといい 》の次に書かれるべきは「転売目的の大量購入はやめてほしい」等,転売屋に向けて呼びかける文章でなければならない.ところがどういうわけか,《消費者は本当に必要な分だけ買ってほしい 》と,消費者に呼び掛けてしまっている.これでは,マスクの品薄は,消費者が《本当に必要な分 》以上に購入しているせいだという意味になる.バカか.
 
[註]
 実際の店頭では,店側が「お一人様ひと箱のみ」などと制限をかけて販売している.だから一般消費者は大量購入ができない.《本当に必要な分 》しか買っていないのである.
 テレビ番組が報道した映像によると,転売屋は徒党を組んで列を作っている.そして一人がマスクを一箱買うと,それを列外の仲間に渡し,次にまた列の後ろに着くというルーチンを繰り返しているのだ.さすがに店員もこれに気が付くと「あなた,さっきも一箱買いましたよね.もうだめです」と制止はしているようだが.

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