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2019年11月26日 (火)

香港の民主派を支持する

 私がこのブログのコメント投稿欄を閉じたのは,粘着質の若造がネチネチと絡むが如きコメントを何度もしてくるのが鬱陶しかったからである.
 その若造が陰性に絡んできた私の文章の一つ《呼び捨て》を下に再掲する.
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2019年9月2日 (月)
呼び捨て
 
 今朝,偶々テレビをオンにしたら,テレビ朝日「グッド・モーニング」で香港の民主活動家,アグネス・チョウ (周庭) さんのインタビューが放送されていた.MCの坪井直樹アナはアグネスさんについて「日本語でまくし立てる」とか「過激」などと言った.誰が聞いてもアグネスさんの日本語は「まくし立てる」とは遠いものであるにもかかわらず,だ.
 改めてウェブを調べてみると,他局がアグネス氏とか周庭氏と書いているのに,「グッド・モーニング」の公式サイトではチョウと呼び捨てにしていた.この局は,香港の現在について何か含むところがあるようだ.
 香港の民主化運動が過激かどうかは,その只中にいる香港の人々が判断する.たかがテレビのアナウンサーが,現場から遠く離れた東京のスタジオで何を偉そうに.現地からレポートしろ.

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 上の記事を書いてからおよそ三ヶ月後の今月二十四日,香港区議会選挙が実施された.投票率は中国返還後に行われた選挙で最高の71%に達し,民主派が452議席中の390議席を獲得して歴史的な勝利を収めた.
 この区議会選挙に至るまで,相変わらずテレビの情報番組では,香港の学生運動を否定的に報道し続けた.どちらかというとリベラルだと思われていた森永卓郎氏も「この学生たちの背後に黒幕がいるのではないか」とテレビでコメントしたのには驚いた.学生たちの「支援者」を「黒幕」と呼べば,学生たちがあやつり人形だとの印象を与えることができるからだ.同氏の一見リベラル寄りな発言は,今後は眉に唾をつけて聞く必要があるだろうと思った.
 この日本のメディアの状況について,立命館大学の上久保誠人教授が《香港デモに「暴力はダメ」と安易に考える人に伝えたい大事なこと》(DIAMOND online,2019/11/26 12:15) を書いている.この上久保教授の冷静な文章に,私は大いに納得した.
 中国共産党の「一国二制度」はフィクションに過ぎない.香港人が民主主義を望めば,中国共産党は必ずやこれを圧殺するだろう.香港の市民と学生たちはきっと敗北するだろう.しかしたとえ敗れるとしても,自由と民主主義を求める人々が香港にいたことは,歴史に記憶されるだろう.だから私は香港の学生たちを支持する.彼らは,昭和四十三年における私たちの世代の敗北に重なって見えるからである.

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