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2019年11月20日 (水)

名画の謎 陰謀の歴史篇 /工事中

 ベッドの枕頭に二十冊以上の読書仕掛の本が積み上げられている中,ようやく中野京子『名画の謎 陰謀の歴史篇』(文春文庫,2018年) を読了した.
 これは文藝春秋連載『中野京子の「名画が語る西洋史」』から十六篇をまとめた単行本 (文藝春秋,2013年) を文庫化したもの.まことに中野先生の御著書にハズレなし,であった.
 最近の記事《時の娘 (補遺)》で私は,Amazonの称号持ちレビュアーであるyukkie_cerveza 氏による見当違いな書評《陰謀の歴史というのは大仰ではあるけれど… 》を批判した.同氏の『名画の謎 陰謀の歴史篇』批判は以下の二点である.
(1) リチャード三世の肖像画が「個人蔵」とされているのは誤りである.
(2) 「陰謀の歴史篇」という書名は羊頭狗肉である.
 
(1) については既に記事《時の娘 (補遺)》で,yukkie_cerveza 氏の無知に基づく言いがかりであることを指摘した.
(2) に関しては下に当該箇所のコピーを掲げる.
 
20191123a

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