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2019年10月11日 (金)

台風19号 (12~13日随時更新)

 台風19号が,非常に強い勢力のまま首都圏直撃しそうだと,テレビ等で繰り返し報道されている.
 
気象庁の梶原靖司・予報課長は11日午前に記者会見し、1958年に伊豆半島の狩野(かの)川が氾濫し、死者888人、行方不明者381人を出した台風に匹敵する記録的な大雨になる恐れがあり、大雨特別警報を出す可能性があることを指摘。「自分の命、大切な人の命を守るために、風雨が強まる前に、夜間暗くなる前に、市町村の避難勧告などに従って早め早めの避難、安全確保をお願いします」と呼び掛けた。》(毎日新聞 2019/10/11 11:27)
 
 今日の午前十一時頃,藤沢のダイエーに食料の買い出しに行って驚いた.
 パンの棚,カップ麺の棚がガラガラになっていたのだ.
 私のうちは食料備蓄は十分なので,パンやラーメンを買えなくても別にかまわないのであるが,みんな心配なんだろうなあ.
 
 ある情報サイトのコンテンツに,各地の停電リスクというのがあり,それによると藤沢市は停電可能性がかなり高い地域になっている.
 私の住居は横浜市であるが,藤沢市に近い.東電の電力供給網は行政区分に従っているわけではないから,湘南の海岸各地域が停電した場合,私の家も停電に見舞われる可能性が高い.実際,大昔だが,平塚市から藤沢市に至る一帯が長期停電した時,横浜市の南部も停電した.
 台風15号が千葉県を襲ったとき,強風で飛ばされた瓦が家の窓ガラスを破壊し,その窓から吹き込む強風で屋根が吹き飛ばされると言う事態が多数発生したという.私の家は,飛来した瓦が直撃したら必ず割れる (雨戸がない) という窓が一つある.困ったなあ.ベニア板で補強しておけばよかった.(後悔)
 実は瓦が当たったくらいでは破れない強度の繊維入りシートをAmazonに発注していたのだが,発送が延び延びになって,台風来襲に間に合わなかったのだ.まあ,よその家の屋根がぶっ飛んで我が家に落下衝突したら,そんなものでは無意味だけど.
 
 テレビの台風報道で,NHKほかが「セブン・イレブンが首都圏1000店休業」と報道し,解説委員みたいな人が「利益よりも従業員の安全を優先した大英断です」と語った.その一方で「ローソンとファミマは,オーナー判断にまかせる」と画面に文字だけで簡単に報じた.
 しかし,例えば読売などネット上の新聞では,
 
セブン&アイ・ホールディングスは11日、首都圏・東海地方のセブン―イレブン約1000店が12日に休業することを明らかにした。
 
休業は加盟店オーナーの判断になるため、詳細な店舗数や休業時間などは明らかにしていない。
 セブンは「顧客や従業員らの安全を第一に判断をしてもらっている」としている。
》(2019/10/11 20:10 読売に掲載)
 
と書かれている.ローソンとファミマと同じ対応なのに,セブンだけが「大英断」とほめられた.w
 これは広報の上手下手なんだろう.今年に入ってからのセブン本部とオーナーの対立で,コンビニ業界を見る市民の目は「コンビニのオーナーを苦しめるセブンvsオーナーにも配慮するローソン&ファミマ」という図式が固まっている.そこへもってきてこのメディアへのリリースはホントにうまい.その知恵をオーナーへの配慮に回せばいいのに.
 
(10/12 10:35) テレビの台風情報と tenki.jp の台風19号進路予想図をずっと見ているのだが,既に私のうちあたりは強風域にあり,やがて暴風域になりなんとしているわけだが,実際には,雨は小降り (部屋の中では雨音があまり聞こえない) で,空は明るい.風はほとんどない.風雨の激しいところと,そうでないところが著しくまだら模様になっていると思われる.
 
(10/12 15:05) 依然として雨も風もたいしたことはない.伊豆半島付近に上陸の可能性が高まっているが,そこから埼玉県方面に進むらしい.とすると私の住んでるあたりは直撃コースだ.と書いてるうちに風の音が急に大きくなってきた.
 
(10/12 18:15) 台風19号は現在,下田市の西方にあり,北北東に進んで上陸する見込み.テレビの中継を見ると,藤沢市の海岸は猛烈な暴風雨に見舞われている.川崎市では住宅への浸水が極めて激しいレベルで発生している模様.
 
(10/12 22:15) ようやく風と雨はおさまった.翌朝になってみないと何とも言えないが,私の家の周辺は被害が軽微だったと思われる.
 
 上に時系列的に記した状況は,テレビとネット情報を参照しながら書いたものだ.
 震災と異なり,台風は現在は事前に詳しい情報が入手できる災害になっている.公共交通機関は計画運休というパラダイムシフトを成し遂げた.
 その効果は著しい.今回の台風19号はあの狩野川台風を上回る規模とされたが,狩野川台風の死者 (1269人) を思えば,人命の安全という点で比較にならぬほど我が国の台風対策は進んだと言える.
 それにしても,と思う.私は貧乏大学生の時には新聞をとっておらず,テレビはもちろん持っていなかった.当時の学生で,自宅通学の学生は別だが,テレビを持っているなんてのは裕福な家庭の子女だったのだ.
 私は,中学生の時に親が買ってくれた小さなラジオ (新書くらいの大きさ) を,高校受験,大学受験勉強の時に愛用していた.大学に合格したあと,そのラジオを後生大事に持って上京した.そのラジオの電池は006Pだったから,すぐ消耗した.
 そんな情報弱者状態でも何とかやってこれたのは,昭和四十年代は実に災害の少ない時代だった (首都圏では,だが) からだとしみじみ思う.
 
 台風が関東地方を通過した十三日の朝五時以降のテレビニュースを見ていると,「昨夜,七十代の男性が○○川の様子を見てくるといって家を出たまま戻らない,と家族から警察に連絡があった」という内容の報道がいくつもあった.
 これだけテレビ各局のアナウンサーたちが口を酸っぱくして,川の様子を見に,などという外出はしないでください,と言い続けているにもかかわらず,外に出ていく高齢者の心境が理解できない.川の様子を見たら何かよいことがあるのか.不思議だ.

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