不思議な歌
テレビ番組のBGMで森山直太朗の「夏の終わり」を聴いた.歌の冒頭は《水芭蕉揺れる畦道》だ.
歌詞は,夏の終わりの八月に失った恋を歌ったものである.
さて夏の終わりに,畦道でミズバショウが風に揺れる風景が,私には想像できない.
よく知られているように,田んぼがあるような低地におけるミズバショウの開花期は四月から五月である.
八月に畦道でミズバショウが風に揺れているということは,田植えの時期に畔にミズバショウが咲いていたということを意味する.
なぜ田んぼの持ち主は畦道のミズバショウを抜かずに放置したのだろう.これがわからない.
ミズバショウの花は可憐だが,夏になると葉がグングン大きくなる.葉の幅は三十センチ,長さは八十センチほどになる.
夏のミズバショウは,これがあの可憐な花だったとは信じられぬ外観である.どんな美少女もいずれこんな風に
尾瀬の山小屋のかたに聞いた話では,熊がモリモリと食うそうだ.
こんな大きい葉が風に揺れている畔って,本当か?
手入れしないので荒れ果てた休耕田か?
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