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2019年8月 7日 (水)

ビブリア古書堂

 ビブリア古書堂の物語ファンとしては不覚の一語だった.昨年の九月に出版された『ビブリア古書堂の事件手帳 ~扉子と不思議な客人たち~』を買い落としていたのだ.原因は,アマゾンとかネットの古書店でばかり本を買っていて,書店の実店舗に行かないからだ.時々書店に行き,平棚をさーっと見るだけで,こんなミスは起きないのに.少し反省した.
 本作は,過去の七作品の数年後のお話という設定になっている.主人公の栞子と大輔は結婚して女の子が生まれており,その子は扉子という名である.第八作のタイトル『… ~扉子と不思議な客人たち~』は,第一作のそれ『ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~』と対応しているわけだ.
 
 さて本書に収められた四つの物語の中では「第三話 佐々木丸美『雪の断章』(講談社)」がいい.モチーフになっている『雪の断章』を読んでみたくなること必定だ.
 なにしろ一年近く前の出版だから,もうすぐ次作がリリースされるかも知れない.これからは改心して時々は本屋に足を運ぶことにしよう.
 
 ちなみに,私の手元にある『ビブリア古書堂の事件手帳 ~扉子と不思議な客人たち~』 は初版だが,この中に誤植 (誤字ではない;校正の時に見落としたのだろう) が一ヶ所だけある.ビブリア・ファンはお気づきだろうか.

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コメント

 こんにちわ〜

>この中に誤植 (誤字ではない

 今時、誤植なんてあるのでしょうか。活版印刷なんて先ずないからあり得ないと思いますが。

 まぁ、昔の「誤植」と性格が似ている誤変換に起因すると思われる誤った表記は山程見掛けますが。

投稿: warbler | 2019年8月 8日 (木) 14時35分

 今の出版が完全にデジタライズされているかというと,途中にゲラ刷を筆記で校正する場合がありますね.食品業界でも包装容器印刷は,印刷所から送られてきたゲラを手で校正しています.このような場合,印刷所の担当者が読み誤って,デジタルデータを修正してしまうことがあります.これは誤変換ではないので,活版に準じて「誤植」と表現しました.

投稿: 江分利万作 | 2019年8月 9日 (金) 16時39分

成る程、ゲラの修正の誤入力ですか。確かにこれは誤変換ではないですね。

併し、最近校正する人がいなくなったのか、新刊書を読んでいて詰まらない誤変換や、誤記だか著者の元々の認識が誤っているのだか分かりませんが「こんなミス気付いて直せよ」と云った誤りが増えたような気がします。

ある本を読んでいて、フランスのパリでのある出来事について説明も注もなく「パリの審判」と書かれた部分に遭遇し「この人パリスの審判を知らないんだな」と唖然としたことがあります。

投稿: warbler | 2019年8月10日 (土) 10時26分

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