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2019年4月 3日 (水)

ヤフオクをやってみた

 私は古書を探す時は古書店のネットワークで検索しているが,検索範囲を広げると,ヤフオクに出品されて落札されていることがある.
 それで遅ればせながらヤフオクをやってみることにした.もちろん出品ではなく落札する側である.
 ヤフオクの手引きみたいな知識をネットで調べたら「まずは安いものに入札して品物を入手して出品者評価まで一通りやると,手順が理解できる」とのこと.それでアンティークラジオの部品を探してみた.
 一つは既に絶滅したはずのパーツで「中波帯域目盛り付きバーニアダイヤル」というもの.(外観写真はこれに似ていて,ただし目盛りが周波数直読になっている)
これは昭和三十年代に自作ラジオ (全くの趣味用で市販はしないもの) のパーツとして製造されたものである.製造された数が少なかったらしく,昭和四十年代から秋葉原通いを始めた私でも,これまでに一度しか実物を見たことがない.それが何と,ビギナーズラックというのか,偶然にもその中古品が出品されたのである.
 最初の価格は千八百円だった.三千円 (上限) で入札してみたら,数時間後に高値更新され (通知メールが来る) てしまった.そこで六千円で再入札してみた.私が最高値で一日続いたが,オークション終了の三時間前に高値更新された通知が来た.
 そこで千円ずつ高く何度も入札を試みたが,すぐに「入札できませんでした」と表示された.これは誰かがもっと高い上限で入札しているかららしい.
 結局,私は一万二千円まで入札を続けたが,おそらく骨董品マニアがはるかに高い入札価格 (数万円あるいは十数万円) を付けているのだろうから,断念した.最終値は一万二千五百円で,誰かの手に落ちたが,それだけ支出するのであれば,アンティークラジオを数千円で買って,それに使われている横型ダイヤルメカを取り外し,これを利用して自作の周波数直読ダイヤルに改造するのが賢明だ.見た目もそのほうがずっとよい.ヾ(--;) ソリャマケオシミダヨ
 それで思ったのだが,射幸心の強い人間だと熱くなって入札を続け,掌に乗るくらい小さな部品を十数万円,あるいは数十万円かで落札してしまい,我に返って青ざめるというオチなんだろう.もちろんそういう人のための救済手段は用意されているが.
 ところでこのバーニアダイヤルを落札した人は,どうするんだろう.私が諦めたので,その人としては安く落札できたわけである.その人の入札価格から推測すると,たぶんラジオ自作マニアではない (ラジオの自作マニアなら自作するだろう;私も普通の目盛りのバーニアダイヤルを材料に自作できる) から,実用品ではなく骨董品として転売するのだろうか.
 さて,このパーツは落札できなかったので,手順の勉強にはならなかった.そこでもっといい勉強材料はないかと探したら,出品者の言い値で即落札できる「六球スーパー用三連バリコン (アルプス社製)」があった.商品ページに掲載されている写真を見る限り錆などの経年劣化状態は良好である.値段は千八百円で,秋葉原のジャンク価格よりも安いくらだ.それでポチッと押して落札してみた.
 それが一昨日のことで,あとはヤフオクからメールが来て手順が案内された.それに従って昨日,代金を送金し,今は出品者が商品を発送した段階である.なるほど,こうやるのか,と腑に落ちた
 以上のことから思ったのだが,世の中にはヤフオクにハマって,不必要なものを買ってしまう人がいると聞く.そうならないように気を付けようと自戒.

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