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2019年3月17日 (日)

自然葬

 PRESIDENT Online に《墓じまい「海に流して」では危険すぎる 》(2019年3月17日 11時15分) に,こんなことが書いてあった.
 
“最期は自然に還りたい”と考える人に人気なのは、散骨や樹木葬。散骨は海や山などに遺骨を撒く方法だが海洋散骨には注意が必要だ。
「晴れて波が穏やかな日に散骨できればいいのですが、そうとも限りません。天候によっては、船が出航できないこともあります」(佐々木さん)
結果、地方から集まった親戚が長い時間、待機させられることも。長引けば宿泊費などの負担が生じることにもなる。その後も命日には散骨した場所にお参りをしたいと考える遺族も少なくないので、天候の心配がついてまわる。

 
 海への散骨を希望する年寄りは,ほとんどが家族葬を望んでいると思っていたので,これには驚いて,私はイスから転げ落ちて腰を打った.
地方から集まった親戚が長い時間、待機させられる 》は,私のような自然葬を希望する高齢者の想定外だ.普通は,散骨は家族のみでやってもらうから,船が出航できない場合は当然キャンセルということになる.
 また命日に海へお詣りするという発想が常人の理解を越えている.「墓詣り」というのは墓の存在を想定しているのだ.死んで墓に入りたくないからこその散骨なのである.上の引用中に《佐々木さん 》とあるのは,エンディングコンサルタント (w) とやらの佐々木悦子という人だが,この人も記事を書いたやつも馬鹿じゃないか.
 もっとも,戦場カメラマンだった鴨志田穣の遺灰は,本人の遺言に則って遺族の西原理恵子が子供とともに世界各国の海に流したのだが,のちに母子三人で東南アジアの海へ旅して故人を偲んだ.このエピソードは西原理恵子の『毎日かあさん』の中で最も胸にジンと来る話として知られる.
 こういうのはとても素敵だが,親族揃って散骨した海にお詣りに行くなんてのは奇想天外としか言いようがない.
 これに続いて,佐々木悦子氏は次のようなことを述べている.
 
墓じまいした長男が両親のお骨を家の近くの永代供養墓に移したケースでは、姉夫婦が猛反対し、元の寺に墓をつくりなおすことに。結局、墓じまいとは話し合いです。将来にわたっての『供養』を『いま』『誰が』『責任』を持つのかという総合的な見識が大切だと思います
 
 佐々木悦子氏は馬鹿を通り越して大馬鹿である.なんとなれば,将来にわたっての自分の供養の「責任」を,愛する我が子に負わせたくないからこその自然葬なのである.
 大体がこの佐々木悦子 (大馬鹿野郎には氏なんか付けなくてよい) という女は札付きの不良女として有名 (一例は「佐々木悦子がまたやらかしている件」) で,メディアに露出は多いが,嘘デタラメで世の中を渡っているのである.私はこういう仕事ができないのに金ばかり儲ける奴が大嫌いだ.この女は自然葬を貶すことで儲けているんだろう.スポンサーは誰だ.w

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