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2018年11月19日 (月)

共感力

 先週放送されたNHK『チコちゃんに叱られる!』はおもしろかった.
 ゲストは,はいだしょうこさんと大竹まことだった.大竹まことがチョロッともらしたが,演出サイドからの要請で,大竹のかつての芸風である乱暴狼藉をはたらくことになっていたらしい.

 MCの岡村隆史とチコちゃんの声の木村祐一は,もちろん大竹の芸風は承知していたろうし,解説役の塚原愛アナも年齢的にはたぶん大竹の暴走乱暴狼藉を見たことがあるはずだが,彼女の解説に激怒のフリをした大竹が,つかつかと塚原愛アナに近寄ったときの塚原アナの「大竹さんっ,聞いてくださいっ!」という慌てぶりが爆笑モノだった.

 で,この日は「なぜ歳を重ねると涙もろくなるのか」という質問が出され,これに対する専門家の回答は次のようなことだった.
 年齢を重ねると共にたくさんの人生経験を積んだ人は,他者やいろいろなことに対して共感する能力が高い.感動しやすくなるわけだ.
 ところが,感情のたかぶりを抑制する働きをする大脳前頭葉は加齢によって衰えるため,結果的に人は,歳をとると湧きあがった感情にブレーキが効かなくなるのである.
 その一方で,年寄りが感動して涙をこぼしてしまうような光景を見ても,共感能力は低いが前頭葉の働きが強い若者は,楽しいと思ったり笑ってしまうのだそうである. (これは番組の中で実験が行われ,その結果に私は,なるほどと納得した)
 大竹まことが,ほんのちょっとのことで泣いてしまうと番組中で述懐していたが,大竹と義務教育同学年の私も全く同じだ.
 それで思い出したことがある.先日の記事《小言幸兵衛「朝食の風景」 》に,私はこんなこと↓を書いた.

昨日久しぶりに『プレバト!』を観たら,俳句の才能査定に小柳ルミ子さんが出ていた.
 彼女は最近愛犬を亡くしたという.それで,俳句のお題写真 (朝食の風景) でも水彩画の才能査定でも,とにかく日常,何をしても愛犬のことが頭に浮かんでくるようで,『プレバト!』に出演している間じゅう泣いていた.
 それを観ながら私は,膝の上で丸くなっている私の犬の背を撫で,ついほろりとした.
 犬とか猫のペットが嫌いな人には全く理解できないだろうが,ペットロスというのは,克服するのに長い時間を必要とする場合が多い.私も愛犬が逝ったら,泣いてばかりいるかも知れない.

 この日の『プレバト!』で小柳ルミ子さんが最愛の犬のことを思い出しては泣きじゃくると,MCの浜田雅功が大笑いし,それに釣られて,出演者たちも,スタジオに収録を見に来た若い視聴者たちも,大爆笑したのだった.
 小柳ルミ子さんが泣けば泣くほど皆が爆笑するので,なぜ笑われるのか理解できない小柳ルミ子さんの発言がこれ↓.

20181119a  

 もちろん浜田雅功は芸能界の大先輩だろうが誰だろうが「イジル」のが仕事であるし,週刊誌の記事によれば,番組収録前にイジリの断りを入れ,収録後はすぐに楽屋に行って失礼しましたとフォローするのだそうだ.
 だからそれは特に問題でもなんでもないのだが,『プレバト!』を観たあとで『チコちゃんに叱られる!』を観て思ったのは,若い人たちというのは,他人が泣いているのを見ても,共感できずに笑ってしまうのだなあ,ということだった.

 その日の『プレバト!』にはアンミカさんも出演していた.ちょっと前に『林先生が驚く 初耳学』でMCの林先生が,アンミカさんには一目置いている旨の発言をしたことがあるが,『プレバト!』で小柳ルミ子さんが泣いたとき,アンミカさんだけがしんみりした表情を浮かべていたのが印象的だった.アンミカさんは,きっと共感力が高い人なんだろう.

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