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2018年10月20日 (土)

先日のカンブリア宮殿

 仕事をリタイアし,年金生活者になって何年も経つので,私はもうビジネス成功譚に興味をなくしていたのだが,一昨日 (10/18) は,たまたま『カンブリア宮殿【史上最悪から史上空前の鉄道会社へ!JR東日本】』を観た.この日のゲストはJR東日本・冨田哲郎会長であった.
 これは二週連続の特集で,一昨日放送の前半は,(1)「大人の休日倶楽部」の成功,(2) Suica の革新性,(3) 駅ナカや高架下商業施設の展開,(4) 路線のネットワーク化による利便性向上,等を話題にとりあげた.
 私の周囲では,大人の休日倶楽部会員は私だけなのだが,会員数の推移を見ると,この十年ずっと右肩上がりに増加し,今年の一月現在では二百二十四万人に達している.
 会員のほとんどは,Suica 機能付きの VIEW カードを持っている考えられるが,このカードの利便性はかなりの優れモノである.そのうち,高齢者が持つ標準のクレカになるだろう.
 その他の (3) 駅ナカや高架下商業施設の展開についても,利用者は大歓迎だ.
 しかし (4) 路線のネットワーク化 (複数路線の乗り入れ) については,よいことばかりではない.利便性向上と引き換えに,運行の信頼性が損なわれたのは間違いない.例えば高崎線で発生した事故が,湘南新宿ラインや上野東京ラインに,遅延や運休などの影響を及ぼすことが多い.いや,多いなんてレベルではない.ほぼ毎日,遅延が発生している.時刻表通りに運行されていたのは昔のことになった.
 藤沢駅に行ったら電車が止まっていた,なんことは珍しくない.そのため,東京駅に早朝集合のツアーに参加するときは,かなり早めに藤沢駅を出発しないと,集合時間に間に合うか不安である.また午前のフライトで行く海外旅行の場合は,万一に備えて都内で前泊する必要がある.
『カンブリア宮殿』は企業を褒めあげる番組だから,JR東日本の運行不安定化を取り上げるはずはないと思わないでもないが,MCの村上龍が一言それについて富田会長に質問してくれれば,JR東日本としてどのような対策を考えているのかを聞けたかも知れない.それが残念だ.

[追記] 今日から数日,近江の長浜や大津などを旅するためブログ更新が滞ります.旅の目的は,中断している連載『母子草』と『母子草ノート』の更新を再開するために,中世から近世における琵琶湖周辺の仏像群と庶民の信仰をこの目で見ることです.

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