« 軍国主義アニメ | トップページ | 初めての台湾 (八) »

2018年6月24日 (日)

門前の小僧

 小学館のニュースサイト「NEWS ポストセブン」に《カレーの常温保存は危険 温め直しても菌は死滅せず》という記事が掲載された.
 厚労省が先日,夏に発生しやすいカレーが原因の食中毒について注意を喚起するよう国民に呼び掛けたが,それがこの記事が書かれたきっかけだろう.
 それはよしとして,この記事の最後にこんなことが書いてある.
 
また、カレーやシチューなどを、鍋に入れたまま室温に置いておくのは危険だ。
「煮込むと熱に弱い菌は死滅しますが、熱に強いウェルシュ菌が残ります。この菌は、45℃以下になると急増。一度発生すると温め直しても死滅しません。2時間以内に20℃以下に急冷することが大切です」(大石さん)
 傷みやすいじゃがいもやにんじんを除いてから、ラップを敷いた密閉容器に入れ、粗熱がとれたら、ラップでくるみ、冷蔵または冷凍するのがおすすめだ。

 
 除いた《傷みやすいじゃがいもやにんじん》は,どうしろというのか.捨てるのか.肉よりもイモとニンジンが多い庶民のカレーはほとんど捨てることになるが.w
 鍋の中で食中毒菌はカレー全体に存在している.どの材料が傷みやすいとか,そういうことがなくなっているのが煮込み料理というものなのだ.
 
 引用文中の (大石さん) は管理栄養士だと記事に書いてあるが,料理本を何冊か書いている人のようだ.管理栄養士は,調理と栄養は専門だとしても,食中毒については専門家ではないのだから,取材を受ける前に少しは勉強してほしいものだ.
 あと,《45℃以下になると急増》とあるのは間違いで,正確には47℃.詳しいことは国立感染症研究所のサイトに解説がある.

|

« 軍国主義アニメ | トップページ | 初めての台湾 (八) »

食品の話題」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 門前の小僧:

« 軍国主義アニメ | トップページ | 初めての台湾 (八) »