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2018年4月22日 (日)

高齢者の手習い

 昨日の記事《鉄の雨に打たれて》に,会社員だった時は新刊書しか買わなかったが,今は古書を専ら購入していると書いた.
 それと同様に,私は図書館も利用したことがなかった.本は自腹を切って読んでこそ有難味が増すのだと思っていた.
 しかし図書館には,読書する権利を市民に保証するという役割以外に,情報データベースとしての意義もあるわけで,もはや古書としても入手できなくなった書籍は,図書館へ探しに行くしかない.
 連載中の「母子草の物語」を調査する過程で,絶版本であり,かつ古書店在庫にもないものがあるため,私は図書館通いをすることになった.
 
 国会図書館はもちろん,東京都の図書館は県外者にも門戸を開いているのだが,往復に時間がかかるのが難点.
 で,先日,川崎市立図書館 (いくつもあるうちの市立中原図書館が中核図書館;川崎と横浜は提携しているので,横浜市民も制限付きで川崎市立図書館を利用できる) と神奈川県立図書館に行って利用者カードを作ってきた.
 今日は,一ツ橋でクラブツーリズムの講演会「国宝講座」を聴講する帰りに横浜市立図書館に寄って民話について調べものをする.
 
 なんというか,老いても暇を持て余すことがないのはありがたい.図書館通いのきっかけを作ってくれた waiwai さんとユウタパパさんに感謝したい.

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