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2018年3月23日 (金)

鎌倉 プランデルブ北鎌倉

 三月は私の誕生月で,毎年の私の誕生日には娘が店を予約して,息子にも声をかけて二人で食事会をしてくれる.我が子ながら本当に優しい娘で,手放しで自慢したい.
 今年は北鎌倉のフレンチ「レストラン プランデルブ北鎌倉」だった.娘はこの店に何度か来ているようであったが,私は初めてである.
 
 大船から北鎌倉に通じる途中に梶原という地域がある.ここは鎌倉時代の智将として今に名を遺す梶原景時の所領だった土地である.梶原氏は,鎌倉氏一族の鎌倉景通 (藤原景通) の嫡男である景久が,相模国鎌倉郡梶原に拠って梶原氏を称したことに始まる.
 この料理店の所在地は梶原と記されているが,大船から北鎌倉へ抜ける道から「プランデルブ北鎌倉」は外れている.徒歩なら北鎌倉の駅から三十分ほどだろうか,食事前に積極的に歩きたいと思う距離ではなく,そのため予約客は駅前から店まで送迎してくれる.
 
 さて私たちを乗せた送迎車が玄関 (元は純日本風邸宅だった建物を改装したという) に到着すると,ブラックフォーマルのギャルソンが恭しく出迎えてくれた.もうこのあたりで好感度は最高である.
 席へ案内されて店の中をみると客は誰もいない.私たちがランチタイム一番乗りだったようだ.それからやや間をおいて,ギャルソンが注文を取りにきた.
 ランチコースのメインをチョイスする段で,ギャルソンが「実は今日,大変よい仔牛が入っております」と言った.しかし二人前しかないので早い者順である.一番乗りだった私たちに最初に案内するということだった.
 そういうことなら魚を選ぶ理由がない.私は仔牛のローストにした.
 
 シェフ自ら接客するようなフレンドリーでカジュアルな料理店ならば,年寄りが料理の写真を撮りながら食事してもどうということはなかろうが,「プランデルブ北鎌倉」はちょっと慎んだほうがよさそうだったので写真は撮らなかった.従って料理の紹介はしないが,総じて評判通りの美味と心地よいサービスだと思う.
 特にこの日は,デザートのアイスクリームが素敵だった (訊きそびれたのだが,そのアイスクリームはこの料理店の定番デザートかも知れない).岩崎恭子さんなら「今まで生きてきた中で一番おいしい」と言うだろうに違いない.言いませんね.はい.

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