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2017年6月22日 (木)

RF1「海老カツレツと鶏そぼろご飯のお弁当」 (一)

 昨日の記事に,東京は中央線国分寺駅ホームにある立食い蕎麦屋で,鼻炎男の狼藉を目撃した話を書いた.今日の記事もその日のことである.
 
 その日,所用を済ませての帰路,東京駅で弁当を買って帰ることにした.
 先月にも同様のことがあった折は,《2017年5月26日 たいめいけんチキンライス弁当》に書いたように,大丸デパートの地下食品売場に出店している「洋食や三代目たいめいけん」でチキンライス弁当を購入したのだが,これが呆れるほどまずい弁当だったので,もう大丸では弁当を買わないことにしたのである.
 きちんとしたデパートでは,例えば「洋食や三代目たいめいけん」に単に場所を貸して,後は放置という商売はしない.各フロアで販売されている商品に関してデパートが顧客に対する品質 (この「品質」の意味するところは商品ジャンルによって異なるが,食品であれば味や衛生度やコスパなどである) 責任を果たすことになっている.
 しかるに「洋食や三代目たいめいけん」のチキンライス弁当は,コンビニ弁当より高くて,しかし味は更にまずかった.
 これは即ち,大丸東京店の弁当担当社員が無能であることに他ならない.無能というのは,自分の職責を果たさず「洋食や三代目たいめいけん」の阿漕な商売を放置しているからである.
 ま,消費者に対する「洋食や三代目たいめいけん」の不埒な態度については別件があるので,稿を改めてまた触れることにして,ここは東京駅で買った弁当のことに戻る.
 東京駅の改札内商業施設,地下一階の GRANSTA (グランスタ) は,改札内であるため,都民以外に近県の人々や旅行者にも馴染み深い.
 ここで私は菓子類は購入したことがあるが,現役時代の出張の際の駅弁は,駅構内一階の中央コンコースに面した「祭」でいつも買っていた.グランスタで販売されている弁当を物色するのは初めてだ.
 ウロウロとあちこちの店の弁当を見比べながら検討したところでは,先日の大丸の弁当がガッカリものだったので気のせいかどの店のも旨そうだったが,結局これが良さそうだと気に入ったのはRF1 (ロック・フィールドのブランド名) の店頭に並べられていた「海老カツレツと鶏そぼろご飯のお弁当」であった.
 何もわざわざ東京に出てきてRF1の弁当を買わんでも,と思われるかも知れない.自宅最寄りの藤沢駅北口,さいか屋デパート地下にもRF1の店舗はあり,そこであれこれの惣菜を買って帰れば,同じテイストの一食を調えることができると思われるからである.
 しかしそこはそれ,弁当には弁当の食べる楽しさというものがあるから,私はRF1の弁当でも一向に構わぬのである.
 
 さて私は《2017年5月26日 たいめいけんチキンライス弁当》に次のように書いた.
 
このブログで何度も書いたが,私は食品添加物を否定しない.使う必要がある時は使用すればよいという考えを持っている.だが「たいめいけんチキンライス弁当」は度を超している.
 一般論として,保存性を向上させることを目的として使われる添加物は食材の味を損ねるものが多い.上の「たいめいけんチキンライス弁当」がこれほどまずいのは,調味料(アミノ酸等),pH調製剤,酸味料の使い方が拙劣,あるいは使用量が多すぎるからだと考えていいのである.
 
 そこで比較のためにRF1の「海老カツレツと鶏そぼろご飯のお弁当」も,原材料表示を以下に転記してみよう.
 弁当に関しては,消費者庁《加工食品品質表示基準Q&A (弁当、惣菜関係)》に次のような記述がある.
 
問9
小売店の店内で弁当、惣菜を作って、容器包装に入れて販売する場合は、加工食品品質表示基準に基づく表示が必要なのですか。バックヤードや店舗と同一敷地内の施設で作って容器包装に入れている場合や、別の場所にあるセントラルキッチンから配送されたものを販売する場合はどうなりますか。
 答
1.加工食品品質表示基準に基づく表示は、容器に入れ、又は包装された加工食品に対して適用されますが、飲食料品を製造し、又は加工し、一般消費者に直接販売する場合は、表示の必要はありません。
2.したがって、 ①小売店の店内で弁当、惣菜を作って、容器包装に入れて販売する場合
②バックヤードや店舗と同一敷地内の施設で作って、容器包装に入れている場合
は、製造又は加工をした者が一般消費者に直接販売しており品質について説明できると考えられるので、表示の必要はありません。
3.しかしながら、別の場所にあるセントラルキッチンから配送されたものを販売する場合一般消費者に直接販売しているとはみなせないので、表示が必要となります。

 
 従って法的には,店舗のバックヤードで製造している「海老カツレツと鶏そぼろご飯のお弁当」には原材料を表示する義務はないのであるが,包装紙の一部に食品添加物だけ表示されていた.表示義務がなくとも消費者が知りたいことを書いておくのは,まことによい心掛けである.それは以下の通りであった.(ちなみに「たいめいけんチキンライス弁当」は上記「答」の3に該当する)
 
【食品添加物】・調味料 (アミノ酸等)・酸味料・着色料・ (ウコン、カラメル、カロチン)・水酸化Ca・pH調整剤・乳酸(Na)・トレハロース・糊料 (加工デンプン、増粘多糖類)

(続く)

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