« 王樓賀韋華傳 | トップページ | 太古の暗号ミステリー »

2017年1月28日 (土)

クロネコ非常識便

 宅配便の再配達コストが業者の経営を圧迫しているとの報道が時々なされる.
 私は amazon のプライム会員であり,配達時刻指定で注文するので,配達時に留守であるということはない.
 そのような宅配便ユーザーの立場から,再配達コスト問題は業者側にかなりの原因があるのだということを,以下に例を挙げて書く.

 まず,配達員が私の自宅のインターホンを鳴らす.
 私が応答して「はい」と言う.
 あるべき礼儀として配達員は「クロネコヤマトです」と言わねばならない.
 しかしヤマト運輸の男の配達員は,十人うち十人全員が無言なのである.
 仕方なく私が「どちらさまですか」と言うと,ようやく「クロネコヤマトです」と,十人中八人が答える.
 そこで玄関ドアを開けて荷物を受け取るという具合になる.
 残りの二人は,「どちらさまですか」と訊かれても無言なのである.

 ある日の午前中,断固として無言を貫く配達員に対して,私はそいつがクロネコヤマトであると承知の上で,玄関に出なかったことがある.
 するとそいつは再度インターホンのチャイムを鳴らすのであった.
 再び私「はい」
 配達員,無言.
 私「どちらさまですか」
 配達員,無言.私はインターホンを通話オンにしたまま相手の応答を待った.
 暫くして玄関に出てみたら,ドアに再配達連絡用紙が貼り付けてあった.たった一言「クロネコヤマトです」と言えば再配達の余分な手間はかからなかったのに,こいつは口を開くよりは再配達を選んだのである.

 夜に再配達するよう連絡 (ナビダイヤル自動応答式) して,私は荷物を待っていた.
 インターホンのチャイム.
 私「はい」
 配達員,無言.
 私「どちらさまですか」
 配達員,無言.
 このままでは再配達の繰り返しになるので,怒りを抑えて私は玄関にでた.

 このことから断定するにヤマト運輸は,宅配配達員の男にクロネコヤマトであると名乗らぬよう厳しく社員教育をしているに違いない.
 宅配便を受け取るのは,昼間家庭にいる機会の多い女性たちであろう.インターホンのチャイムが鳴っても,相手が名乗らなければ玄関を開けないのは,とりわけ女性の場合は常識である.
 従って,名を名乗らぬという非常識な社員教育をしているヤマト宅配便の再配達コストがかさむのは当然である.当然の報いである.

 なお,クロネコヤマト配達員でも女性は必ず「クロネコヤマトです」と名乗る.不思議なことである.
 つい先ほども,断固無言貫徹のクロネコ非常識配達員野郎が来たので,今もまだ怒りが冷めていない.ううう.

|

« 王樓賀韋華傳 | トップページ | 太古の暗号ミステリー »

新・雑事雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クロネコ非常識便:

« 王樓賀韋華傳 | トップページ | 太古の暗号ミステリー »