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2016年6月12日 (日)

藤沢 煌蘭

 娘からメールがあり,六月は父の日だからお昼御飯を一緒に食べようという.
 三月の私の誕生日に,お祝いにちょっとお高めのランチを御馳走してもらったから,父の日は「父の(おごりの)日」でいいよ,今度は父がお返しすると返信した.

 その三月のときには,彼女があらかじめ藤沢の三ツ星超人気店「幸庵」に予約を入れてくれたのだが,今回は時間がないから,そこら辺の普通のお店にする.
 昼飯時に長居しても店側にとって迷惑ではなく,つまりそれは,こちら側はゆっくり食事できるということであるが,そんなお店の心当たりはそれほどないので,藤沢駅北口にある「さいか屋」デパートのレストランフロアにある煌蘭に決めた.
 ただし日曜日ということもあり,ランチタイムは混むかも知れないから早めに入ろうというわけで,十一時の現地集合にした.私の朝飯は朝五時なので,実は普通の人の「早め」が私にはちょうどいいのである.

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 店の入り口に献立を書いたものが置かれていて,それを見たら,どういうわけか店の公式サイトに掲載されている昼のコース料理がなく,それとは違う千円安いコースが書かれていた.
 しかも席に案内されたあと,かなり御年配のウェイトレスが持ってきたメニューには,上記のものとはまた別の献立が「本日のおすすめ」になっていた.
 ここら辺がまあ,デパートの食堂レベルの店の垢抜けないところである.マネジャーがあまりしっかりしていないと思われる.
 それで,どうなっているんですかと色々問い質すのも面倒であるからそれはスルーして,お昼のサービスランチを基本にし,それに定番の単品料理を追加することにした.

 サービスランチは千円とお安くて,三種類あった.
 その中から,豆腐を白湯で煮込んで少しとろみをつけたものと,もう一つ油琳鶏を選んで,この二つをシェアする.
 煌蘭のグランメニューはサイズが指定できて,ss (一人前),小 (二,三人前) と大 (四,五人前) があった.
 そこで追加料理には,前菜三種盛り (ss),海老チリ (ss) と,鮑と青菜の炒め (小) を頼んだのだが,結果的にこれは失敗だった.
 どういうことかというと,海老チリは上出来だったのだが,鮑と青菜の炒めは間の抜けたような味で,あまり感心しないものであったからである.サイズを逆にすればよかったと軽く後悔した.

 さて,飲み物のことで言いたい文句が一つある.
 あまり酒を好まない娘はお茶でいいといったが,私はグラスビールを注文した.
 ところが,私たちの席の係である件の年輩ウェイトレスは,盆の運び方が不安定らしく,グラスの縁からビールの泡があふれ,外側がびしょびしょに濡れたグラスを「申し訳ありません,こぼれてしまいました」と言いながら,そのまま私の前に置いて行ってしまった.
 一体どんな注ぎかたと運びかたをしたものか,そのあとビールの泡はさらにあふれ続け,私の前はビールでかなり汚れてしまったので,他の店員を呼んで拭いてもらった.
 こういう店員教育もマネジャーの仕事なんだが…

 そういうわけで煌蘭の料理とサービスはがっかりであったが,私が最近でかけた会津旅行やら沖縄の話をして,娘の近況を聞いているうちに一時間半はすぐに経ってしまった.彼女も今月,休暇をとって沖縄に行くという.今度は夏休みにでも土産話を聞きたいものだ.

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