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2016年4月20日 (水)

熊本地震 知恵と善意

(本稿は予約投稿です.ブログ筆者はただ今東北旅行中です)

 テレビ各局の熊本地震報道を観ていると,避難所で中学高校の生徒たちが先頭に立って物資の配布をしたり,老人の面倒をみている姿があった.テレビのインタビューに,避難所担当の行政職員が「子供たちには感謝している」と答えていた.

 大きく報道されたが,熊本市中央区の熊本国府高の校庭にパイプ椅子を並べて,ヘリから見えるように大きく,物資支援を求めるメッセージが作られた.
 これは避難所になっている同高校生徒たちが発案したものだという.このSOSはすぐに拡散され,物資が届いた.
 テレビ局のインタビューに,椅子を並べた生徒が答えて言うには,初めは体育で使う石灰で校庭に書いたのだが,避難所にいるお年寄りに「それでは雨が降ったら消える」とアドバイスされ,パイプ椅子を並べることを思いついたのだという.「お年寄りのアドバイスがなかったら,こんなにうまくいかなかったと思う」とその生徒は言っていた.

 災害時には,強欲や諍いなど人間の醜い部分があからさまになってしまうものだが,しかしそれを遥かに上回る人々の知恵や善意を目にする機会でもあるとしみじみ思う.

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