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2016年1月18日 (月)

猫本と蕎麦 (一)

 昨日の朝,新刊書籍におもしろいものがあるかネットで調べ物をしていたのだが,いつの間にか横道に逸れて,食べログなどで藤沢の飲食店をあれこれ閲覧してしまった.
 そのうちの一軒に蕎麦屋の「あいづ」があった.
 この蕎麦屋は,藤沢駅の南口から南藤沢交差点へ向かう大通りに面した飲食店ビルの一階にあり,食べログの投稿者たちの評価は,悪くはないが良くもない,凡庸といったところである.献立はいたって大衆的で,カツ丼と蕎麦のセットなどの会社員御用達系のものもあるが,酒も天ぷらも出すらしい.私は食い物の旨いまずいなどの薀蓄とは無縁の男なので,この程度の蕎麦屋が丁度いい.例えば関東甲信越から沖縄まで店名を知らぬ者とてないだろう大衆蕎麦屋「そじ坊」(そじ坊の他に同じグルメ杵屋傘下の寄り屋,おらがそば,そば野,結月庵,二尺五寸,越後叶屋,神田等々がある) なんか大好きだ.こらこら.
 本は,たまには有隣堂の棚を眺めてみることにして,ついでに昼飯は「あいづ」に決めた.

 まずは久しぶりの有隣堂書店.
 二階フロア入口に猫本のコーナーがある.有隣堂藤沢店にはかつて犬猫本特設コーナーがあったような記憶があるのだが,今は犬本コーナーはない.きっと売れなかったのであろう.
 我が国では飼い犬と飼い猫の数は拮抗しているらしいが,猫には飼い猫の他に,飼われていない自由自立の猫や,飼われてはいないが餌の世話はしてもらっている猫がいるので,数としては猫が犬を圧倒していると思われる.またテレビや雑誌を見ての印象だが,明治の漱石から平成は養老孟司先生とか佐藤優氏に至るまで,知識人の皆様には猫好きが多いのではないか.さらにこれから類推するに,読書人層にも猫好きが多いに違いない.
 であるからして,このようにして本屋に猫本のコーナーが特設されるわけだ.
 さて屁理屈はともかく,私は犬も猫も好きなので,猫本コーナーに陳列されていたコミックス『江の島ワイキキ食堂1』(岡井ハルコ,少年画報社) と『猫なんかよんでもこない。』(杉作,実業之日本社) の二冊を買った.
(続く)

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