« 最近の温暖化懐疑論 (何度かの追記あり) | トップページ | 郡司騒動 »

2015年11月14日 (土)

キャスパー

 ここ最近,定年後の楽しみとして,昔つい見そびれた映画を安価なDVDで鑑賞している.
 先日の記事《果てしなくダメな物語 》で映画『ネバーエンディング・ストーリー』をこきおろしたが,この全編にテレビ映画のようなチープ感のみなぎる映画は1984年の作品である.
 昨日はスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮による『キャスパー (Casper)』のDVDを観た.これは1995年の映画である.
 導入部分を紹介すると,大富豪の一人娘であるキャリガンは父親の遺言によりメイン州にある古びた屋敷を相続したのだが,この屋敷はゴーストたちの住処だったので,キャリガンと腰巾着の弁護士ディッブスの二人は屋敷の幽霊を追い払おうと悪戦苦闘することになった.
 この幽霊退治には悪魔祓いの神父が雇われるのだが,これは1973年の映画『エクソシスト』へのオマージュである.
 続いて,ちょっと格好いい作業服のような制服を着た男が登場する.これも1984年の映画『ゴーストバスターズ』のオマージュだ.
 この作品は劇場で観たのだが,ストーリィをすっかり忘れてしまった.これは『ネバーエンディング・ストーリー』と同じ年の作品だが,しかしそれほど安っぽい作りではなかったような記憶がある.だからスピルバーグにオマージュを捧げられるわけだ.
 さてCGに慣れた今の観客の目で見たら『ゴーストバスターズ』はどうなんだろう.それに私は続編を見そびれている.で,アマゾンで「ゴーストバスターズ1&2パック」というBD二枚組を注文してみた.明日届くので,来週にでも感想を書く.

|

« 最近の温暖化懐疑論 (何度かの追記あり) | トップページ | 郡司騒動 »

続・晴耕雨読」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: キャスパー:

« 最近の温暖化懐疑論 (何度かの追記あり) | トップページ | 郡司騒動 »